2024-04-30
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。中間は、屋内角馬場でダク800mとハッキング4000mと、屋内ウッドチップ坂路を15-15で2本乗られて、週1日は760m屋外ダート坂路を1本目は15-15、2本目は14-13で上がっています。西野代表は「屋外坂路でスピードを出す調教を開始してから、前よりも手先が良く伸びるようになり、背中もシャキッとしてきました。ゲートについても、出すとこまではやっていませんが、枠内でもじっと大人しく出来ており、問題ありません。馬体に関しては体重が減っていますが、これだけ時計を出して攻めている中で身体が引き締まってきた結果ですので、体調が悪くてガレているということだと問題ですがそうではありません。昨日、高橋康之調教師が来場されて、状態を確認していただきました。恐らく5月末頃に本州へ移動ということになりそうです」とのことでした。30日現在の馬体重は376キロ。
2024-04-16
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。この中間は屋外ダート坂路での乗り込みを開始しており、16日現在、屋内角馬場でダク800mとハッキング8000mと、760m屋外ダート坂路1~2本を14-14で上がっています。西野代表は「丁度クラブの動画撮影をした5日は、本馬が屋外ダート坂路で乗った初日だったので、既に13-13を乗っている馬の組で、引っ張ってもらう形で14-14を2本乗りましたが、しっかり動けていたと思います。高橋調教師も早くからの使い出しを意識されているようですので、坂路で時計を出しながら厩舎へ送り出せる態勢へと仕上げて行きたいと思います」とのことでした。16日現在の馬体重は382キロ。
2024-04-02
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。この中間はハッキングの距離を延ばしており、2日現在、屋内角馬場でダク800mとハッキング8000mと、屋内ウッドチップ坂路1本をハロン15~16秒ペースで上がっています。西野代表は「身体が小さいのは変わらないですが、ここにきて動きがしっかりしてきたと言うか、芯の入った走りに変わってきています。なので、中間はハッキングの距離を6000mから8000mに延ばして鍛えています。今週後半からは屋外の坂路で進めていきます」とのことで、高橋康之調教師は「先月視察した感触では、確かに馬体は小柄ですが、パッショーネでかなりタフに動かしている分もあるでしょうし、暖かくなってくれば変わってくると思います。動きの良さを感じましたし、小柄な分、仕上がりも早そうです。今後の予定ですが、直接厩舎へ入れるか、その前に本州の育成場でワンクッション入れるかは未定ですが、この先も順調であれば5~6月頃に本州へ移動させたいと現段階では考えています」とのことでした。
2024-03-19
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。この中間も調教メニューに変わりはなく、19日現在、屋内角馬場でダク800mとハッキング6000mと、屋内ウッドチップ坂路1本をハロン15~16秒ペースで上がっています。先々週には高橋康之調教師が来場しました。西野代表は「先々週いらした高橋調教師からは、馬の成長に合わせて進めてほしいとの話がありましたが、今の調教メニューを進めながらでも、疲れが翌日に残るようなことはなく、飼葉食いも変化はありません。逆に現状のメニューだと馬にとっては余裕があるのか、調教中に物見をしながら集中しないところがありますね」とのことでした。19日現在の馬体重は386キロ。
2024-03-05
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。中間は屋内角馬場でダク800mとハッキング4000mと、屋内ダートコースでキャンター1600mを乗られ、今週からは屋内角馬場でダク800mとハッキング6000mと、屋内ウッドチップ坂路1本をハロン15~16秒ペースで上がっています。西野代表は「中間は本格的な調教へ移行しており、今週からは坂路調教を開始しました。動き自体に余裕があって、元々、ダートで動けそうな走り方をするタイプではないという事もありますが、何だったら先週までの屋内ダートコースで乗っていた時よりも、坂路をハロン15~16秒ペースで乗っている今の方が、動きは全然いいです。中間、飼葉は食べれており、馬体重は引き続き380キロ台で推移していますが、幾らか骨格が成長してきたように感じます。近々、高橋康之調教師が来場される予定なので、そこで今後の進め方だったり、その他色々とお話をさせていただきたいと思います」とのことでした。
2024-02-20
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。中間は調教を開始しており、20日現在、角馬場でフラットワーク30分程度を乗られています。西野代表は「まずは距離やペースを乗って行く前に、フラットワークを通じて、正しいビットポイントだったり、動きの正確性だったりというところを確認していく作業をこの中間は行っています。暮れに15-15を乗っていくところでは、馬が苦しくなるとハミを弾いてしまうようなところが見受けられたので、その辺を含めて、本格的に再度立ち上げていく前に、しっかりと確認をしていっているところです」とのことでした。
2024-02-06
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。引き続き、この中間もパドック放牧のみで成長を促し、近日中に調教を再開する予定です。西野代表は「馬は元気いっぱいで飼葉も良く食べていますが、体重は380キロ前後で推移しています。このひと月は疲れを取りつつ成長を促してきましたが、ひとまず予定通り今週後半からは調教を再開していきます」とのことでした。6日現在の馬体重は378キロ。
2024-01-23
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。引き続き、この中間はパドック放牧のみで成長を促しています。西野代表は「身体が大きくなった感じはないですが、パドック放牧だけなので馬は元気いっぱいですし、楽をさせているので体重は徐々に戻ってきています。馬体は小さいながらも、ガツンとくるところはちゃんとある馬なので、あとはこれで成長が伴ってくればと思います」とのことでした。16日時点の馬体重は378キロ。
2024-01-09
新冠育成公社内パッショーネで調整されています。12月末までは、準備運動でしっかり動かした後、屋内ダート角馬場でハッキング4000mと、屋内600m坂路を16-15で1本乗られて、年が明け以降は、調教はお休みして放牧で成長を促しています。西野代表は「予定通り年内はしっかり攻めて、流石にこの負荷を掛け続ける中では身体が増える感じにはならなかったので、年明けからは放牧して成長を促しています。このままひと月程度、楽をさせる予定です」とのことでした。1月9日現在の馬体重は364キロ。
2023年12月
新冠育成公社内パッショーネで調整中。中間は百瀬RFへ移動して乗り込み、11月28日に戻って調教開始。12月中旬現在、準備運動でしっかり動かした後、屋内ダート角馬場でハッキング4000mと、屋内600m坂路を16-15で1本乗っている。西野代表は「ゆったりしたペースより、これ位の方が正しいフォームで走れるのと、骨に刺激を与える意図で坂路をハロン15~16秒で1本乗っており、背中の感触も良く、結構いい動きをします。ただ、かなり高負荷の分、体重は約20キロ減りました。馬体の成長が今後の課題です。年内はこのまま攻めて、年明け後ひと月程緩めて成長を促します」とのことだ。12月上旬の馬体重は366キロ。
2023年11月
中間は奥山ファームでダクとハッキングを乗られ、11月6日に新冠町の新冠育成公社内パッショーネへ移動した。11月中旬現在、場内の一通りの調教施設を使いダクを乗られている。パッショーネの西野代表は「こちらへ到着してすぐ調教を開始したので体重が20キロ程減りましたが、背中の反動が少ないところなど、いかにもモーリス産駒らしいです。今後ですが、ウチでは環境の変化に強くなるよう札幌の百瀬ライディングファームに2週間程度の短期で移動させて乗り込むという事を何回か行います。本馬も近日中にまず1回目の移動を行い、あちらでゆったりしたペースで乗り込みます」とのことだ。11月中旬の馬体重は382キロ。
2023年10月
引き続き、奥山ファームで夜間放牧が行われ、10月から予定通り馴致を開始した。10月中旬現在、放牧地で騎乗馴致をスタートさせている。奥山代表は「涼しくなって食欲が出てきたようで、先月と比べて飼葉の食いが俄然良くなりました。飼葉の量自体も増やしてますが、それもペロリと平らげています。10月から鞍着けなど順々に進めて、10月3週目から放牧地でダクを乗り始めましたが素軽い脚捌きをしています。10月中はこちらで騎乗馴致を進めて、11月に入って馬体の成長具合を見てパッショーネへ移動する予定で進めていきます」とのことだ。10月中旬現在の体高152cm、胸囲173cm、管囲18.4cm、馬体重は402キロ。
2023年9月
9月中旬現在、奥山ファームで夜間放牧中。奥山代表は「お盆過ぎに一旦涼しくなったと思えたのですが、その後また連日30度超えの真夏日が続き、ようやく9月に入った位から少しずつ涼しくなってきました。最近は馬にとっても過ごしやすくなり、飼葉はしっかり食べて、放牧地でも馬は元気いっぱいですが、9月上旬の段階でも体重は380キロ台と、涼しくなっても身体がもうひとつ増えてきていません。10月には騎乗馴致を開始して、10月末か11月初めに育成場へ送り出すというプランに変わりはないですが、9月中は放牧を続けて、しっかり成長を促していきたいと思います」とのことだ。9月上旬時点の馬体重は386キロ。
2023年8月
8月中旬現在、奥山ファームで夜間放牧中。奥山代表は「朝7時頃に集牧して日中は厩舎で過ごし、午後3時半頃から放牧地に放していますが、一時は390キロ台まで増えた身体が、暑さの影響で、8月は思ったほど増えてこず、逆に少し身体が細くなってしまいました。この暑さのせいで、大型の扇風機を動かしても、日中、馬房の中は蒸してしまい、かと言って放牧地も日中は日差しに加えてアブが酷いので、この夏は管理に苦労しました。ただ、お盆過ぎから徐々に涼しくなってきました。今後は、9月いっぱい放牧を継続して成長を促し、10月から騎乗馴致を開始する予定です」とのことだ。8月上旬時点の馬体重は384キロ。
2023年7月
7月中旬現在、奥山ファームで夜間放牧が行われている。スタッフは「春先頃はまだ幼さが目立つ体型でしたが、春から夏にかけて、馬の形がだいぶ良くなってきました。腹袋もだいぶしっかりと出来てきましたよ。見た感じはまだ小柄で、このひと月では大きくなったという感じは受けませんし、実際体高の数字も変わっていませんが、体重は10キロ以上は増えているように、この馬なりにジワジワと成長してくれています。このあと、騎乗初期馴致を開始する時期については、今後の成長や様子を見ながら判断することになると思います」とのことだ。7月上旬時点の体高148cm、胸囲167cm、管囲18.4cm、馬体重は365キロ。
2023年6月
6月中旬現在、奥山ファームで夜間放牧中。奥山代表は「まだ小柄ですが、ここにきて、身体をだいぶあか抜けて見せるようになってきました。さすが血統馬と言ったところでしょうか。馬体はどんどん肉付きが良くなっており、牝馬らしい丸みを帯びた身体つきになりましたね。5月から夜間放牧を開始して、心身が刺激を受けているので、これからの成長にも期待ができそうです。今後について高橋康之調教師と相談をして、ウチで初期の騎乗馴致まで行い、それから10月中に新冠育成公社内のパッショーネへ移動するということになりました」とのことだ。5月末時点の体高148cm、胸囲165cm、管囲18.4cm、馬体重は351キロ。
2023年5月
5月中旬現在、奥山ファームで放牧が行われている。中間は引き続き日中放牧が行われていたが、5月に入って1週目からは夜間放牧を開始している。奥山代表は「今月になってから夜間放牧を開始しました。馬に掛かる負荷は増えていますが疲れた様子を見せることはなく元気いっぱいですし、飼葉もしっかりと食べれています。体つきを見ると上背は確かにまだ低いですが、身体全体の張りが良くなってきましたね。それと腹構えが、しっかりしてきました。体重も、夜間を始めて運動量が増えた中でも増えているように、この馬なりに着実に成長していますよ」とのことだ。5月12日時点の馬体重は334キロ。
2023年4月
4月中旬現在、奥山ファームで日中放牧が行われている。奥山代表は「冬の間も、ずっと日中放牧で来ている分、体力的に余裕があるので、馬は元気いっぱいです。ご覧の通り、小柄な部類ですが、このひと月で体重が20キロ以上増えたように、先月よりもさらにフックラとしてきました。母も、そしてその仔らも身体はそこまで大きくはなく、本馬のコンパクトな身体つきも血統通りと言えるかもしれませんが、すっかり雪もなくなって、近々、放牧地は青草で覆われるでしょうから、青草を摂るようになったら、成長曲線はさらに右肩上がりになってきてほしいですね」とのことだ。4月12日時点の馬体重は312キロ。
2023年3月
3月中旬現在、奥山ファームで日中放牧が行われている。奥山代表は「このひと月の間では、そこまで大きく変わった感じはないものの、ジワジワと成長して、徐々に張りのある筋肉がつき始めてきました。そして、小柄で身体のつくりが軽い分、余計に軽快感が強調されて、そしてクイックな反応が目立ちます。勝気そうな表情で、将来はスピードが持ち味の競走馬になりそうです。放牧地に積雪がまだ多少残っているように、内陸部にある分、ウチは他所より暖かくなるのが遅く、本馬もまだ毛足の長い冬毛を背負っていますが、飼葉食いは良く、いつも元気溌溂ですよ」とのことだ。3月13日時点の馬体重は290キロ。
2023年2月
2月中旬現在、奥山ファームで日中放牧が行われている。スタッフは「寒さが厳しくなって、朝はマイナスまで気温が下がっていることも珍しくないですが、変わりなく元気に過ごしています。2月14日時点で馬体重は274キロと、まだ小柄な部類ですが、上背はあまり変わらないものの、だいぶ全体にふっくら肉付きがしてきました。病気や骨の疾患などの心配もなく、まだまだヤンチャ盛りで、放牧地では元気に遊んでおり、順調そのものです。一方で、根は素直なので、手入れの時に手を煩わせるようなことはありません。放牧地の動きを見ると、脚捌きの素軽さが目につきます」とのことだ。
2023年1月
1月中旬現在、奥山ファームで日中放牧が行われている。奥山代表は「牧場のあるこの辺りはかなり内陸になるので、他所と比べると放牧地にも雪は多少ありましたが、例年と比べるとかなり少なかったです。先週末ようやくドカッと雪が降って、今は放牧地は10cm位は積もってクッションが効いていて、馬の蹄のためにも、いい状態です。中間は牝馬8頭で日中放牧を続けていますが、その分、身体は楽ですし、体力があり余っているのか、兎に角、元気いっぱいです。身体もこの馬なりに成長してきたと思いますし、体型も徐々に幼さが抜けてきたように思います」とのことだ。1月上旬時点の馬体重は258キロ。
2022年12月
12月中旬現在、奥山ファームで日中放牧が行われている。奥山代表は「引き続き、日中放牧を行っており、モーリス産駒らしい気性の勝ったお転婆さんで、放牧地では一番の元気印です。加えて、この中間は結構飼葉をしっかりと食べるようになり、離乳後に細くなってしまった馬体もその後はフックラ肉がついてきて、大分ボディコンディションが上がってきました。小柄な牝馬ですが、徐々に身体の芯がしっかりしてきたように思います。今年の冬は、本馬を含めた当場の牝馬は夜間放牧ではなく、日中放牧で管理していくつもりで、引き続きコンディション管理に努めます」とのことだ。12月上旬時点の馬体重は245キロ。
2022年11月
奥山ファームで放牧されている。10月中旬に離乳を終えて、11月中旬現在、日中放牧で管理されている。奥山代表は「離乳後、食いが落ちてしまったので、日中放牧で管理していますが、日が経つにつれて、徐々身体がフックラしてきて状態が戻ってきました。ただ、牝馬ですし、冬の間は、このまま日中放牧で管理していこうと思います。当場では母の仔は本馬が初めてなので、これ迄との比較は出来ませんが、すらりとした脚長の体型で、モーリス産駒らしく悍性の強いタイプです」とのこと。父の産駒らしく多少利かないところもありそうだが、この悍性の強さが、競馬に行って他馬に競り負けない底力となってきそうだ。