※レース日付をクリックすると戦評が表示されます
日付 | 開催 | レース名 | 頭 数 | 人 気 | 着 順 | 騎手 | 距離 | 馬場 | 馬体重 |
2017-12-09 |
阪神 |
リゲルステークス |
13 |
3 |
9 |
岩田康誠 |
芝1600 |
良 |
510(-8) |
12月9日、阪神競馬11R、3歳以上オープン・リゲルステークス・芝1600mに出走しました。馬体重は前走からマイナス8の510キロ。パドックではやや煩い面を見せており、集中し切れていない様子でした。まずまずのスタートから馬なりで進んで5〜6番手から。向正面では軽く抑えて一旦位置取りを下げて、外目に出し、楽な手応えのまま3〜4コーナーを回り、差のない4番手辺りで直線に向きましたが、伸びそうで伸びず、最後は後続勢に飲み込まれてしまい、勝馬から0秒6差の9着でした。レース後、岩田康誠騎手は「スタートして直ぐにトモを滑らせた様になってしまい、痛めたかもしれません。直線で一瞬伸びかけましたが、トモに力が入っていない感じでした」とのことで、高野友和調教師は「どうやらスタート直後に右トモを痛めてしまった様です。馬場から検量室まで帰って来る際も、キャンターが踏めず跛行していました。トレセンに帰ってから、きちんと検査をしてみないと分かりませんが、滞在馬房に戻ってからも、右トモの踵を地面に付けると痛がります。恐らく背中や腰を痛めているかもしれません」とのことです。なお、レース直後に行ったレントゲン検査の結果、骨には異常は見つかりませんでした。トレセンへ戻ったのち、後日を改めて詳しく検査する予定です。
|
2017-10-15 |
京都 |
秋華賞(GI) |
18 |
2 |
13 |
岩田康誠 |
芝2000 |
重 |
518(-8) |
10月15日、京都競馬11R、牝馬限定3歳オープン・秋華賞(GI)・芝2000mに出走しました。馬体重は前走からマイナス8の518キロ。舌を縛りネットを口元に装着して、パドックを周回しており、気合が程よく乗って、仕上がりは良さそうでした。好スタートから先行して外目の3番手から。向正面でも位置取りは変わらず、2番手のアエロリットのすぐ外につけて追走していましたが、残り1000m過ぎ辺りで前の2頭がペースを上げると動けずに遅れ始めてしまい、3〜4コーナーでは手応えが怪しく後続に呑まれ気味で、直線に向いてからは反応がなく、勝馬から2秒3差の13着でした。レース後、岩田康誠騎手は「馬場はどの馬も条件的には一緒だし、特に気にはなりませんでしたし、距離も問題ありません。道中もリラックスして走れてはいたけど、全然脚が溜まっている感じは無くて、勝負処ではついていけませんでした。春頃の沈み込んでガツンと来る様な手応えが無いですね」とのことで、高野友和調教師は「決してここまで順調とは言い切れ無い中でも、それなりには負荷をかけてこれただけに、この結果は残念です。もう少しペースが流れる1600m〜1800m辺りの方が競馬がし易いのかもしれません。結果が出せずに申し訳ありませんでした。また、立て直していきます」とのことでした。
|
2017-09-17 |
阪神 |
ローズステークス(GII) |
18 |
1 |
6 |
岩田康誠 |
芝1800 |
良 |
526(+22) |
9月17日、阪神競馬11R、牝馬限定3歳オープン・ローズステークス(GII)・芝1800mに出走しました。馬体重は前走からプラス22の526キロ。パドックでは、ややチャカつく素振りを見せてはいましたが、馬体には張りがあり、仕上がりはまずまずでした。互角のスタートからすんなり進んで5番手から。向正面では、逃げた2頭が飛ばす中、好位でしっかりと折り合って、3コーナー過ぎた辺りから徐々に進出を開始。前を行く2頭を射程圏内に捕らえて、ほぼ横並びの5番手のまま、最後の直線に向きましたが、鞍上が追い出すも鋭い伸びは無く、残り100mで脚が上がってしまい、勝馬から0秒7差の6着でした。レース後、岩田康誠騎手は「スタートも良かったし、道中も折り合いがついて、スムーズにレースは運べましたが、直線ではいつもの伸びが無く、身体も少し重たい感じがしました。如何にも休み明けといった感じでしたので、叩いた事で変わって来るとは思います」とのことで、高野友和調教師は「パドックでも皐月賞よりは落ち着いていたし、雰囲気は良かったのですが、やはり急仕上げになった分、最後は伸びきれませんでした。ただ、叩いた上積みはあるだろうし、本番は捲き返したいと思います」とのことでした。
|
2017-04-16 |
中山 |
皐月賞(GI) |
18 |
1 |
7 |
岩田康誠 |
芝2000 |
良 |
504(-4) |
4月16日、中山競馬11R、3歳オープン・皐月賞(GI)・芝2000mに出走しました。馬体重は前走からマイナス4の504キロ。パドックでは、リップチェーンとメンコを付けての周回で、前走よりは落ち着いている様子でした。互角のスタートから好位を取りに行き、4〜5番手の位置取り。1〜2コーナーを内ラチ沿いの経済コースを回り、向正面では、馬群の内側で折り合いに専念。3コーナー過ぎで、自ら動いて行って、外めに出すと先頭に並ぶ勢いで4コーナーを回り、直線に向くと一旦は先頭に立ちましたが、そこからの伸びをもうひとつ欠いて、坂上で止まってしまい、勝馬から0秒5差の7着でした。レース後、岩田康誠騎手は「理想通りのレースも出来て、上手く外にも出せたのですが、最後の直線で一斉に後ろから来られた際に、苦しそうにしていて、最後は脚が上がってしまいました。道中はずっとプレッシャーも掛けられていたので、その辺りも応えていたかもしれません」とのことで、高野友和調教師は「岩田騎手は文句無い騎乗をしてくれました。状態も良かったと思いますし、レースの内容も悪く無かったです。このクラスの一線級と始めてぶつかりましたが、現時点では力負けです。ただ、まだまだこれからの馬ですから、この経験が糧になると思います」とのことでした。
|
2017-03-20 |
中山 |
フラワーカップ(GIII) |
13 |
1 |
1 |
岩田康誠 |
芝1800 |
良 |
508(-4) |
3月20日、中山競馬11R、牝馬限定3歳オープン、フラワーカップ(GIII)・芝1800mに出走しました。馬体重は前走からマイナス4の508キロ。パドックでも落ち着いて周回し、トモの踏み込みも力強く感じました。まずまずのスタートから1~2完歩目で気合をつけるとスッと行き脚がついて、馬なりで2番手へ。道中は、時折鞍上が拳を握って馬の行く気を宥めながら、手綱のコンタクトを保つ程度で難なく折り合って3馬身差の2番手で追走。3~4コーナー中間で前との差を詰め、直線入り口で気合をつけると並ぶ間もなく先頭に立って後続を引き離し、そこからは鞍上がターフビジョンを見て後続との差を確認しながら無理には追わなかったものの、馬場の中ほどからしっかりした脚取りで全く後続を寄せ付けず、2着馬に5馬身差をつける快勝でデビュー3連勝を飾りました。レース後、岩田康誠騎手は「スッと反応してくれましたし、レースに行ったら言うことを聞いてくれる馬で、今日も思った通りに走ってくれました。4コーナでは、完歩数が違う(跳びが大きい)ので無理に抑えることもないと思って、早め先頭の競馬になりました。楽に追走出来ましたし、終いは抑える余裕もありました。本当に走りますね。そして期待通りに成長していると思います。マイルでも距離が延びても対応出来ると思います」とのことで、高野友和調教師は「初の長距離輸送に初コース、スタンド前発走、コーナー4回、直線の坂など、クリアすべき課題は多かったですが、それらをすべて経験して克服できたのが大きな収穫。特に輸送後のテンション、飼葉食いなど全く問題なかったことが一番の収穫です。今日の内容にも満足しています。今後については、馬の状態を全てチェックしてから相談して決めたいと思います」とのことでした。
|
2017-02-19 |
京都 |
つばき賞 |
9 |
1 |
1 |
川田将雅 |
芝1800 |
良 |
512(-4) |
2月19日、京都競馬9R、混合、3歳500万下・つばき賞・芝1800mに出走しました。馬体重は前走からマイナス4の512キロ。パドックでは、少し周りを気にしてチャカついていましたが、馬体はしっかりと仕上がっている様子でした。まずまずのスタートから馬なりで進んで3〜4番手の位置取り。向正面では、楽な手応えで馬群の外目を追走し、3コーナー過ぎで、逃げていた9番の馬が後続を突き放しにかかると、こちらも軽く仕掛けて、2番手まで進出。そのまま最後の直線に向くと、馬場の外側から上がり3ハロン33秒0の末脚を繰り出して、逃げ粘る9番の馬を差し切り、デビュー2連勝を決めました。レース後、川田将雅騎手は「操縦性や折り合いは問題ありません。トップギアに入るまで少し時間が掛かりましたが、まだ2戦目なので問題無いと思います」とのことで、高野友和調教師は「馬が競馬だと分かってきたのか、パドックでは気合を見せる様になったので、メンコを装着して周回させました。レースの内容としても、前の馬を目標に進んで、最後はキッチリと交わしてくれました。今日はこの馬にとって良い経験が積めたと思います」とのことでした。
|
2017-01-22 |
京都 |
混合3歳新馬 |
15 |
1 |
1 |
岩田康誠 |
芝1800 |
良 |
516(--) |
1月22日、京都競馬6R、混合、3歳新馬・芝1800mに出走しました。デビュー戦の馬体重は516キロ。パドックでは、少し周りを気にしていましたが、ゆったりとした歩様で周回していました。好発から馬なりで進んでハナへ。向正面でも、楽な手応えで1馬身半〜2馬身のリードは保ったまま進み、3コーナー過ぎで後続に1馬身差まで詰め寄られますが、手綱は持ったまま先頭で直線に向き、鞍上が軽く仕掛けると、一気に後続を突き放し、最後は流す余裕を見せて、見事9馬身差の圧勝で新馬勝ちを飾りました。レース後、岩田康誠騎手は「追い切りの段階から期待していました。スタートからずっと馬に任せて進んで、直線に向いた時に軽く追っただけでした。おっとりした気性でどこからでも競馬が出来そうです。かなり楽しみな馬だと思います」とのことで、高野友和調教師は「能力の違いで逃げる格好になりましたが、気性的に掛かる馬では無いですし、心配はしていません。取り敢えずは、桜花賞を目指す事になると思います」とのことでした。
|
※厩舎およびクラスは、最新(引退馬についてはファンド解散時)の所属先ならびに所属条件を表記しています