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昨年に続き、今年もセレクトセール出身馬がラインナップされることになった。
ロイヤル24の母エクシードワンは小倉大賞典勝馬サンライズベガの半姉で、自身もJRAで2勝を挙げているナリタブライアン産駒。ナリタブライアンは種牡馬入りして僅か2年で急逝しただけに、その血を引く母は“レア度”がかなり高いが、その仔に準OP勝ちを含むJRA5勝馬のアナモリ、本馬の全兄である準OP馬キングオブヘイローがいるように繁殖成績も優秀だ。
父のゴールドアリュールは、エスポワールシチー、スマートファルコンといったダートの猛者を輩出する“砂の申し子”。ロイヤル24にとって心強いのは、その父とロベルト系の母との組み合わせが『ダートの鉄板配合』と呼ばれるほど好相性ということだ。上記エスポワールシチーや南部杯勝馬のオーロマイスターもこの組み合わせから誕生している。
そして、もうひとつ特筆すべきは、非常にタフな血統だということ。アナモリはJRAで38戦5勝の成績を残して1億円以上の賞金を獲得。全兄キングオブヘイローもコンスタントに33戦を走っており、ここまで8,000万円近い賞金を稼いでいる(2014年1月末現在)。本馬にもそのDNAが受け継がれているのは確実だ。
ロイヤル24は、その幅のある雄大な馬格が目を引く1頭。クビ差しは太く、発達した前腕と肩周辺に見てとれる筋肉の隆起、張り出したトモなど、黒光りする馬体に見られるのは“パワーホース”の特徴そのもの。力強さを湛えたその姿は、まるで『野武士』といった印象だ。
1月末現在、BTCの屋内ダートコースと坂路を併用してキャンター3500mを乗られており、提供者のチェスナットファーム代表・広瀬亨さんは「血統は申し分ないし、動きや馬体にはしっかりとその特徴が出ています。これは良いですよ」と、自信たっぷりの表情で語ってくれた。