2025-03-11
チェスナットファームで調整されています。11日現在、BTCの屋内ウッドチップ坂路と屋内ダートコースを使用して調教されており、坂路で週1日15-15を乗られています。5日には屋内ウッドチップ坂路で16.8-15.3-15.3を計時しました。スタッフは「中間も週1本は坂で15-15を入れながら順調に乗り込みを行っており、左トモの飛節後腫についても特に変化はないですし歩様にも見せておらず、痛みや熱感もなく馬も気にしている様子はありません。もし何か変化があればその時はペースを落としますが、このまま進めていけそうです」とのことでした。5日時点の馬体重は468キロ。
2025-02-25
チェスナットファームで調整されています。25日現在、BTCの屋内ウッドチップ坂路と屋内ダートコースを使用して調教されており、坂路で週1日15-15を乗られています。スタッフは「中間、左後肢の飛節下方に僅かに腫れが見られます。この時期の若駒に多く見られる飛節後腫の症状ですが、歩様には見せておらず、痛みや熱感もありませんし、触診でも馬は全然気にしておらず、調教を休ませる程ではありません。一応大事を取って、中間の坂路調教は週2回から1回に減らしていますが、それ以外は日々の調教メニューのペースは落とさず進めており、中間も特に変化はありません。様子を見ながらですが、このまま進めていきます」とのことでした。
2025-02-11
チェスナットファームで調整されています。11日現在、BTCの屋内ウッドチップ坂路と屋内ダートコースを使用して調教されており、週2日は坂路では15-15を乗られています。スタッフは「現在は縦列調教の後ろで乗って、我慢することを馬に覚えさせるように意識して進めています。ここまで乗り込む中で体力が徐々についてきて、その分、以前よりも動けるようになってきたようです」とのことでした。7日調教後の馬体重は463キロ。
2025-01-28
チェスナットファームで調整されています。28日現在、BTCの屋内ウッドチップ坂路と屋内ダートコースを使用して調教されており、週2日は坂路では16-15を乗られています。スタッフは「中間、坂路でラスト1Fをハロン15秒ペースに上げて、変わりなく順調に乗り込めています。食欲も落ちていませんし、体重もじわじわ増えてはいますが、やはり、もうひと回り身体に幅が出て、動きも全体に力強さがでてきてほしいと感じます。引き続き、週2日の坂路調教を中心にして乗り込みながら鍛えて、身体の強化を図っていきます」とのことでした。28日現在の馬体重は463キロ。
2025-01-14
チェスナットファームで調整されています。14日現在、BTCの屋内ウッドチップ直線コースと屋内ウッドチップ坂路、屋内ダートコースを使用して調教されており、今週からは週2日は坂路で16-16を乗られています。スタッフは「年末年始の前後10日間程度はトレッドミル運動で進めて跨っていませんが、先週からBTCで乗り出しを再開しました。今週からは坂路で16-16を入れながら進めています。ここまで1度も熱発することもなく、乗りながら体重がじわじわと増えているのも好感が持てます」とのことでした。14日時点の馬体重は459キロ。
2024年12月
チェスナットFで調整中。12月中旬現在、BTCの屋内ウッドチップ直線コースと屋内ウッドチップ坂路、屋内ダートコースを使用して調教されており、週2日は坂路で16-16を乗られている。スタッフは「順調ですが、まだ後躯に力がついていないので、前にノメって走るところがありますね。馬体のつくりがとても軽く、前捌きもこの位軽くて全然良いと思いますが、恐らくダートが主戦場になると思うので、全体にもっと幅が出て、力がついてきてほしいところです。後ろに力がついてくれば、トモがしっかり入ってきて推進力も強くなり、自然と走り方も変わってくると思います」とのことだ。12月11日の馬体重は450キロ。
2024年11月
チェスナットFで調整中。円形馬場での騎乗段階を終え、BTCで調教を開始。11月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ直線コースと屋内1000mウッドチップ坂路で調教されている。スタッフは「11月から坂路調教を開始し、現在は週2日、坂路1本を20-20で乗り、他の日は屋内1000mウッドチップ直線コースで乗っています。乗ると気の強い面を見せますが、調教を進める上で問題ない程度で、この気の強さを走る方向へ上手く向けられるようにしたいですね。先日は矢野調教師に状態を確認していただきました。このひと月で体重は増えていますが、全体に身体が締まってきました」とのことだ。11月14日の馬体重は446キロ。
2024年10月
引き続き、中島牧場分場で夜間放牧が行われたのち、10月9日にBTC近郊のチェスナットファームへ移動した。中島代表は「中間、セールで他の馬たちが移動した関係で放牧地は牡馬2頭でのびのびと元気に過ごしていて、2頭でよく相撲をとっていましたし、この夏から秋にかけて全体に身体がしっかりとしてきたと思います。相棒がオータムセールで移動するため、そのタイミングで本馬もチェスナットファームへ移動させました」とのこと。10月中旬現在、チェスナットファームで馴致を終えて、場内の円形馬場で騎乗運動を開始している。環境の変化に戸惑うことなくすこぶる順調だ。10月15日時点の馬体重は436キロ。
2024年9月
9月中旬現在、中島牧場分場で、引き続き夜間放牧が行われている。中島代表は「放牧中も身体が自分より大きな同期の馬たちに負けておらず、勝気なところを見せるようになってきましたね。馬体は、当歳の頃からシルエットの綺麗な見映えがする体型で、夏に入って以降は全体に幅が出てきて、一層、力がついてきました。全体的に毛ヅヤも良く、張りが出て肉体的にも大きく成長していることが窺えます。特にこのところトモが大きくなって、踏み込みも力強さを増しているように感じます。育成場へ移動するまで、あとひと月もないですが、いい状態で送り出せるように、しっかり管理していきます」とのことだ。
2024年8月
8月中旬現在、中島牧場分場で、夜間放牧中。中島代表は「雷が来そうな予報が出ている時や、よっぽど酷く大雨が降りそうな時以外は、夜間放牧を休まず継続しており、順調に馬体は成長しています。育成場へ移動させる秋迄に、もうひと回り身体を大きくして送り出せるかなと思っています。スピード優先の傾向があるメイショウユウゼン系にあって、サクラローレルの血が入った母はスタミナ寄りのタイプで、そこに1600~2100mのダート重賞を勝ったインカンテーションということで、気性的にも折り合いを気にすることなく幅広いカテゴリーで走れそうです」とのことだ。7月27日の馬体重は432キロ。
2024年7月
7月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中島代表は「『抱きが狭い体型だからブレの少ないフットワークで、スッと真っ直ぐ進んで行く馬になると思う』と先々月辺りに言いましたが、ここに来て身体に幅が出てきて、ちょっと体型が変わってきましたね。前月よりもキ甲が盛り上がって全体に筋肉がつきました。ただ、立たせると変わらずスッキリ見せる体型で動きも素軽いままですし、この馬の良さは変わらないです。見た目にも垢抜けていますし、ダート馬と言えどもスピードが必要なのは変わりなく、シニスターミニスターの系統なので、身体のつくりが軽いのはいい事だと思います」とのことだ。
2024年6月
6月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中島代表は「暖かくなって、最近は牡馬らしくさらに元気になって力が強くなり、馬体もグングン良くなってきたと思います。あとはシニスターミニスターの血が入っているので、だいぶ気の強いところを見せるようにもなってきました。先日、矢野調教師が来場された際も『立派になりましたね』と、とても満足された様子でした。育成はBTC近郊のチェスナットファームへお願いする予定で、秋に育成場へ移動する頃には、もうひと回り立派な馬体になって送り出せると思います」とのことだ。6月上旬時点の体高154cm、胸囲174cm、管囲20.0cm、馬体重413キロ。
2024年5月
5月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中島代表は「中間も夜間放牧を行いながら、とにかく馬は元気で活発です。5月に入ると冬毛もすっかり抜けて、顔の傷跡も、もう分からない位にスッカリ綺麗になりました。身体はこの一カ月でも全体にひとまわり大きく成長しました。どちらかと言うとあまり無駄肉がつかない感じの馬体ですが、父自体が1歳時はそんな感じだったと聞いているので、いい傾向だと思っています。抱きが狭い体型(正面から見て両前の脚と脚の幅が狭いこと)なので、ブレの少ない綺麗なフットワークで、スッと真っ直ぐ進んで行く、そんな乗り心地の馬になると思います」とのことだ。
2024年4月
4月中旬現在、中島牧場分場で放牧が行われており、中間、日中放牧から夜間放牧に切り替えた。中島代表は「青草はまだ伸びてきていませんが、暖かくなってきたので、3月下旬から昼夜放牧を始めました。切替後も馬は元気いっぱいで、それぞれのパーツがバランスよく成長して、最近は雰囲気が徐々に垢抜けてきたと思います。前月よりも身体を大きく見せているのも好感です。母系は、ローマンエンパイアの母ローマステーションからの流れで、スピードタイプが多いですが、母はサクラローレルの血が入っているので、仔は胴伸びがある馬が多いですね。本馬は、やはりダートの中距離タイプだと思います」とのことだ。
2024年3月
3月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。中島代表は「このひと月でも雪は何度か降りましたが、暖かいせいで放牧地は雪が積もっても数日で溶けてなくなるの繰り返しでしたね。ただ馬自身は雨でも雪でも休まず放牧していて、元気そのものです。砂のぼりは、もうすっかり良くなったし、顔の傷もだいぶ分からなくなってきました。その他、病気や怪我など、これと言ったトラブルもなく順調に過ごしています。この間、馬体は上に伸びて全体に幼さが抜け、表情もキリっとしてきましたね。そして力がかなり強くなってきました。最近は馬が元気なこともあって、馬を曳く際も気が抜けませんよ」とのことだ。
2024年2月
2月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。中島代表は「今年はここらも本当に暖冬で、2月になっても放牧地は雪がない状態が続いています。ここ1週間は気温も上がってきた分、放牧地の地面も状態が良くなって馬も走り易そうにしていますが、それ迄は地面も乾き難くてぬかるんでもいて、走り難そうにしていましたし、その影響で中間、本馬も砂のぼりになりました。砂のぼりは今はもう治っていますが、今年の冬は馬にとってはあまりいい天候ではないですね。砂のぼりに罹った以外では気になるところはなく、身体も順調に大きくなっています。顔の傷もだいぶ綺麗になりました」とのことだ。
2024年1月
1月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。中島代表は「先月縫った顔の傷は、抜糸をして医療用ホッチキスで止めていましたが、中間、顔に皮膚病が伝染ってしまいました。他の牧場でも結構皮膚病が流行っているようで、多分痒くて顔を牧柵かどこかで擦っているうちにホッチキスが取れてしまって皮が剥けており、見映え的には良くありません。ただ、1カ月程度で皮膚病は自然と治まると思いますので心配はいりません。馬自身は、このひと月で心身ともに成長が窺えます。普段触っていても、幼さが抜けて、以前より落ち着きが出てきました。身体も全体的にしっかりしてきたと思います」とのことだ。
2023年12月
中島牧場分場で夜間放牧が行われ、12月から日中放牧に切り替えた。なお11月下旬、放牧地出入口のフェンスにぶつかって顔を切り、5針縫う怪我を負ったが幸い大事はなく、放牧も休まず継続。2週間後に抜糸した。中島代表は「厩舎作業中で直接は見てないですが、ガシャっと音がして見に行ったら金網に穴が開いて、顔を切っていました。鹿か何かに驚いて走って曲がり切れずに突っ込んだのだと思います。顔に縫った跡が残ってますが、翌日には顔の腫れも引きました。顔以外、馬体に異常がなくて無事でホッとしています。12月4に来場した矢野調教師にも『大事なく本当に良かった』と仰っていただきました」とのことだ。
2023年11月
中島牧場本場で9月末に離乳し、11月10日に分場へ移動した。11月中旬現在、朝10時に放牧し翌朝6時に収牧する夜間放牧が行われている。中島代表は「ツアー10日前に離乳しましたが、離乳から日があまりなかった割に、展示では、それなりにしっかりした立ち振る舞いが出来ていたので、そこを皆さんにご覧頂けたと思っています。先週から急に気温が下がり出し、天気を見て日中放牧に切り替えますが、例年10月下旬には枯茶色になる放牧地がまだ緑で覆われているように今年は暖かいです。このひと月で馬体は徐々に丸みを帯び始めました。適度な胴伸びがあり、血統的にも中距離ダートがいい馬だと思います」とのことだ。