2024-04-16
荻伏共同育成場で調整されています。16日現在、屋外ダートコースではダクとハロン20~23秒のキャンター3200mを乗られて、坂路で毎週火曜日は20-20で2本、金曜日はハロン16秒ペースで1本乗られています。伊藤場長は「先々週末からは屋外トラックコースで、予定通り乗り込みを進めています。コースに入れば気が乗ってきますし、前進気勢も結構強いですが、しっかりとオンオフの切り替えがつくので、そこはこの馬の長所です。馬体は冬毛が抜けて、馬体の張りも良いですよ」とのことでした。
2024-04-02
荻伏共同育成場で調整されています。2日現在、屋外ダートコースではダクとキャンター2400mを乗られており、坂路で毎週火曜日は20-20で2本、金曜日はハロン16秒ペースで1本乗られています。伊藤場長は「左後肢管の切り傷は、その後も特に悪化することなく、変わりなく乗り込めています。先週からは屋外トラックコースが使えるようになったので、今後は外馬場と坂路を使って乗り込みを進めていきます」とのことでした。
2024-03-19
荻伏共同育成場で調整されています。19日現在、屋内ダートコースではダクと、左右手前を替えながらキャンター3600mを乗られており、坂路では毎週火曜日は20-20で2本、金曜日はペースを上げてハロン16秒ペースで1本乗られています。伊藤場長は「中間、左後肢を自分で蹴ってしまって管の正面に切り傷が出来てしまいましたが、幸い大事ない程度で、ちょっと傷の跡は残るかもしれませんが縫う必要もありません。この間も調教は休まず続けています」とのことでした。19日現在の馬体重は455キロ。
2024-03-05
荻伏共同育成場で調整されています。5日現在、屋内ダートコースではダクと、左右手前を替えながらキャンター3600mを乗られており、坂路では毎週火曜日は20-20で2本、金曜日はハロン18秒ペースで1本乗られています。伊藤場長は「まだまだ心身共に途上の段階ですが、ここまで乗り進めてくる中でも飼葉食いは落ちたことがありませんし、馬に活気があります。引き続き、馬の状態を見極めつつ乗り込みを進めていきます」とのことでした。
2024-02-20
荻伏共同育成場で調整されています。20日現在、屋内ダートコースではダクと、左右手前を替えながらキャンター3600mを乗られており、坂路ではハロン18秒ペースで乗られています。伊藤場長は「中間はキャンターの距離を400mほど延ばして、乗り込みを進めています。この時期にしては毛艶が良くて、体調の良さは伝わってきます。引き続き、しっかり距離を乗って鍛えていきたいと思います」とのことでした。20日現在の馬体重は452キロ。
2024-02-06
荻伏共同育成場で調整されています。6日現在、屋内ダートコースではダクと、左右手前を替えながらキャンター2800~3200mを乗られており、坂路ではペースを上げてハロン18秒ペースで乗られています。伊藤場長は「この中間も変わりなく乗り込みを続けています。現状、前向きな気性の割にハミ受けなんかも安定していますし、動きの軽さが目立つ反面、まだまだ力がついていないと感じるところがあります。引き続き、しっかり乗り込んでいきます」とのことでした。
2024-01-23
荻伏共同育成場で調整されています。23日現在、屋内ダートコースではダクと、左右手前を替えながらキャンター2800~3200mを乗られ、屋根付き坂路ではハロン20秒ペースで乗られています。伊藤場長は「BTCから戻って来て、相変わらずの前進気勢の強さで、以前こちらにいた時よりもトモが大きくなったと感じました。勿論、まだまだこれからの馬ですので、こちらでは成長を促しつつ距離をしっかり乗り込んで鍛えていきます」とのことでした。23日現在の馬体重は454キロ。
2024-01-09
中間は西舎共同育成場内高昭牧場に在厩してBTCで乗られ、8日に荻伏町の荻伏共同育成場へ移動しました。西舎共同育成場内高昭牧場の高橋場長は「昨年末の段階で、BTCの坂路を17-17で持ったまま上がって来れる感じにまで進めました。その後、年末年始で3日間ほどの休みを挟み、1月3~4日はダクを乗って立ち上げて、5日からは600m屋内ダートトラックで普通キャンターを乗って進めました。8日に荻伏共同育成場へ移動しており、一旦楽をさせて、併せて馬体の成長を促します」とのことでした。
2023年12月
12月中旬現在、西舎共同育成場内高昭牧場で調整されている。中間はBTCの屋内600mダートトラックと屋内1000mウッドチップ坂路を併用しており、坂路では週2~3回ハロン22~23秒のキャンターで乗られている。高橋場長は「中間も順調に乗り込めており、走りに力があって身のこなしが良いですね。そろそろ一段ペースを上げる予定です。馬体も体高は低めですが、それでも450キロは体重がありますし、筋肉が柔らかいです。数字以上に見栄えがします。メンタル面も、ずっとオンの状態だと特に牝馬は厳しいですが、オンオフの切り替えが出来る点がいいと思います」とのことだ。12月13日時点の馬体重は452キロ。
2023年11月
中間は荻伏共同育成場で調教が進められたのち、11月11日にBTC近郊の西舎共同育成場内高昭牧場へ移動した。11月中旬現在、BTCの屋内600mダートトラックでダクとハロン25秒程度のキャンター2100mを乗られている。西舎共同育成場内高昭牧場の高橋場長は「まだBTCで乗り始めて1週間と言ったところですが、飼葉も残さず、しっかり食べていますし、BTCでも環境の変化を気にするようなところは見られません。こちらへ到着した時点で馬体重は452キロで、ウチで過去に育成を担当した本馬の兄姉よりもひと回り馬体は大きいですし、馬の形も良いので楽しみです」とのことだ。11月12日時点の馬体重は452キロ。
2023年10月
引き続き、高昭牧場分場で夜間放牧が行われ、9月25日に高昭牧場本場へ移動して馴致を開始。中間は問題なく馴致が進み、10月13日に荻伏町の荻伏共同育成場へ移動した。スタッフは「結構気の強いところがある馬ですが、順調に馴致を終えることが出来ました。10月13日には荻伏共同育成場の方へ移動しましたが、環境の変化を気にしている様子はありません。気の強い反面、気持ちの芯はしっかりしていますね。馴致を開始して若干体重が減りましたが、見た目には丸みのある身体つきを保っていますし、今後、調教を開始して、どんな動きを見せるか楽しみです」とのことだ。10月12日時点の馬体重は460キロ。
2023年9月
9月中旬現在、高昭牧場分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「このひと月の間も、特に8月中は暑くて、尋常じゃない暑さに参っている馬も中にはいましたが、本馬は放牧地でも溌溂としていて、あまり暑さを苦にしていないように感じました。体重は前月に測定した数字と比べて、そこまでの変化はないですが、見た目は相変わらず幅のあるいい体つきをしていますよ。加えて最近は、集中力がついてきたように思います。精神面が成長しているのを感じます。身体もしっかりしてきましたし、9月末辺りからは馴致を開始出来ると思います」とのことだ。9月上旬時点の馬体重は467キロ。
2023年8月
8月中旬現在、高昭牧場分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「8月になって一段と気温が高く、暑くなりましたが、馬は元気いっぱいです。ご覧の通り、馬体はしっかりと筋肉がついて、さらに幅が出てきました。上背は低いですが、クビの太さや馬体の幅が、兎に角、目立ちますね。これまでの母の仔は割と細みのタイプの馬が多く、ここまで幅のあるタイプはいなかったですが、現段階のうちの牧場の同期の牝馬の中でもトップクラスの身体の幅じゃないかなと思います。走りが軽く、キビキビとした身のこなしで、父譲りの瞬発力をレースで発揮してくれそうです」とのことだ。8月上旬時点の馬体重は462キロ。
2023年7月
7月中旬現在、高昭牧場分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「夜間放牧を開始して2カ月余りが過ぎ、暑くなってどこかで一旦肉づきが落ちるかもと思っていたのですが、疲れた様子を見せたり、出来が落ちることもなく、兎に角、食欲が旺盛です。まだ子供っぽいシルエットですが、牝馬らしい丸みのある筋肉が増えて、体型だけで言えば、正に“theダイワメジャー”という感じですね。実がしっかり入った張りのあるグラマラスな馬体に成長しています。気性も実戦向きの性格で、競走馬として必要な向かっていく気持ちが旺盛なタイプだと思います」とのことだ。7月上旬時点の馬体重は449キロ。
2023年6月
6月中旬現在、高昭牧場分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「祖父ダイワメジャーの影響が強く出たクビが太く厚みのある身体つきで、上背があまり出るタイプではないですが、このひと月では、付くべきところに筋肉が付いてきましたね。5月からは夜間放牧に切り替えていますが、ヘコたれずに元気いっぱいで、出来が落ちることもなく、馬体重は、このひと月で40キロ増えました。最近は毛艶もピカピカで、日を追うごとにグングン垢抜けて見せるようになってきています。食欲も旺盛なタイプで、内臓面も強そうです」とのことだ。6月上旬時点の体高150cm、胸囲171cm、管囲19.0cm、馬体重は423キロ。
2023年5月
高昭牧場分場で、引き続き日中放牧が行われたのち、5月1週目から夜間放牧を開始した。5月中旬現在、午後2時に放牧地に放して、翌朝9時に集牧するスケジュールの夜間放牧が行われている。スタッフは「5月1週目から夜間を開始していますが、放牧時間が延びたことに伴って、さらに一段と馬体の張りが良くなって幅が出てきました。そして、力がさらに強く強くなったのが曳き手を通して伝わってきます。このあと、気温が上がってくると、恐らく一旦肉づきが少し落ちるかもしれませんが、馬が暑さに慣れてきたら、また一気に身体が大きくなってくると思います」とのことだ。5月上旬時点の馬体重は382キロ。
2023年4月
4月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。牧場スタッフは「無事冬を乗り越えてくれて、今のところ特に気になるようなことはありません。ご覧の通り、牝馬ながらなかなか逞しい馬体に成長しており、成長に伴って最近はまた一段と力が強くなってきましたね。気の強さはありますが、心身ともにここまでの成長ぶりは順調ですよ」とのこと。最近は、厚みのある馬体に上背が出てきてバランスが良くなってきた。現時点でも馬っぷりの良さが目立っているが、今の時期これだけ身体がしっかりしていれば、これから夏に向けてさらに良くなっていきそうだ。4月上旬時点の馬体重は358キロ。
2023年3月
3月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。この中間、馬体はさらにボリュームを増し、フックラと丸みのある身体つきは好印象のひと言。牝馬ながら前躯の逞しさが目につき、そして腰からトモにかけてのつくりも幅があり、走り出すと重心の低いエネルギッシュな動きを見せている。牧場スタッフは「牝馬ですが上腕の太さや、つくりの大きな肩が特徴的です。前肢がしっかりして支えが強いので、雪解けして地面が緩い放牧地でも軸があまりブレず、後肢をしっかり引き付けて走っています。先日来場された杉山調教師も、成長振りに大変満足されていました」とのことだ。3月上旬時点の馬体重は338キロ。
2023年2月
2月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。牧場スタッフは「この見映えのするガッチリとした身体つきは、父系の血がよく出ていますよね。ここまで順調そのものだし、クビが太く逞しくなって、ここにきて、かなり力がついてきました。放牧地へ曳いて行く時も、このクビの強さで、持ち手をグイグイと引っ張って行きます。これまでの母の仔と比べても出来の良さが目立ちます」とのこと。上にも横にも成長した馬体は、どんどん厚みが増して、ひと月前と比べても、クビ差しの逞しさと肩から上腕にかけての盛り上がりが目立つ。春になるのが楽しみな成長振りだ。1月下旬時点の馬体重は313キロ。
2023年1月
1月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。スタッフは「クラブの隔月の写真撮影の際も、傍に友達馬がいれば平気ですが、1頭だと寂しがるように、1歳1月期らしく、精神的にまだ幼くて子供な部分があります。それでも、身体つきは前月よりもさらに肉付きがして、そして特に胸前とお尻が大きくなりましたね。普段は6頭で放牧していますが、しっかり食べて運動して、元気いっぱいですよ」とのこと。この時期の牝馬にしては筋肉質な見た目通り、放牧地では勝気なところを見せながら機敏な動きが目立つ。手先も軽く、6.5Fの2歳海外重賞を勝っている母の良さが出ているようだ。12月末時点の馬体重は302キロ。
2022年12月
12月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。馬体は幅が加わり、腹袋もかなり出来てきた。キビキビとした歩様で、意志の強そうな凛々しい顔つきも好感が持てる。11月25日時点で、馬体重291キロと発育ぶりも良好で、日に日に成長している感じを受ける。スタッフは「12月に入り気温がグッと下がって雪がチラつくようになりましたが、日中はいつも元気に放牧地で遊んでいて、発達の目立つ胸筋を始め、全体に筋肉がついてきました。幅があって重心の低い体型で、祖父ダイワメジャーの影響が良い形で出ていると思います。身のこなしが機敏で、いかにもスピードがありそうなタイプですよ」とのことだ。
2022年11月
高昭牧場分場で日中放牧されている。11月初めに離乳し、それまで過ごしていた分場とは別の分場の放牧地で同時期に離乳した6頭で放牧されている。上山専務は「離乳後は、クラブに提供したもう1頭のフェイマス5のいる分場とは別の分場の放牧地で6頭で放牧していますが、人間が好きで、普段見慣れないクラブスタッフの方にも興味津々に近寄ってくる位です。離乳による出来落ちはほぼなく、牝馬らしい柔らかなシルエットの馬体で、少しずつ身体に幅も出てきました。落ち着きがあって利発そうな表情からも、どこか垢抜けた印象を受けますね。順調に過ごせていますよ」とのことだ。11月上旬時点の馬体重は280キロ。