2024-04-16
引き続き、谷川牧場第一分場で休養していましたが、8日から乗り運動を開始しました。16日現在、屋根付き400mウッドチップコースでダクとハッキング5周を乗られています。高沢場長は「この中間から屋根付き400mウッドチップコースで騎乗調教を再開しましたが、その後も特に気になることはなく乗ることが出来ています。来週辺りからは屋外のトラックで乗り始める予定です」とのことでした。
2024-04-02
谷川牧場第一分場で休養中です。引き続き舎飼で過ごしたのち、中間はウォーキングマシン運動を開始しており、2日現在、ウォーキングマシン運動を行っています。高沢場長は「傷口がくっついて、先週からウォーキングマシン運動を開始しています。飼葉を調整しているので、全体に体つきはスッキリ見せますが、体調面に問題はありません。来週で手術から丁度4週間が経つので、その辺りから様子を見て跨いでいく予定です」とのことでした。
2024-03-19
19日現在、谷川牧場第一分場にて舎飼で休養して、術後の回復に努めています。高沢場長は「まずは、症状自体が軽かったことと、手術も無事に終わって、術後の経過でも特に問題ないことが何よりでした。なお、術後は1カ月位安静にして、それからウォーキングマシン運動という流れになる場合が多いですが、今回は症状自体が幸いにして軽く、手術もお腹は開けたものの腸自体は切っていませんので、手術を終えて帰ってきた当日から、少しだったら草を与えても大丈夫という許可が獣医から出ていた位でした。現在は舎飼で安静にしながら2週間かけて飼葉を徐々に元に戻している段階で、同時にその2週間で傷口がくっつくのを待っているところです。獣医からは傷口がくっついたらウォーキングマシン運動を開始していいとも言われています。経過をよく確認しながら進めていきます」とのことでした。
2024-03-10
引き続き、西舎共同育成場内谷川牧場で調整されていましたが、3月9日朝に腹痛の症状を見せて、当初はガスが溜まっていることによるものということで治療して様子を見たものの午後になっても改善せず、再度獣医の診察を受けた結果、腸のエントラップメントとの診断で、夜に三石の家畜診療センターで開腹手術を行いました。手術は無事に成功し、ひと晩、家畜診療センターの入院馬房で過ごしたのち、10日現在、既に退院して牧場へ戻っています。谷川寿郎専務は「9日朝に馬房でお腹がチクチクしている感じの様子を見せて、獣医に診てもらってガスがお腹に溜まっているのだろうという診断で様子を見ていましたが、午後になっても様子が変わらなかったので、再度の往診を受けたところ、腸のエントラップメントが起きている可能性があるとのことで、三石の家畜診療センターへ移動して開腹手術を行い、夜6時過ぎに手術は終わって、無事成功しました。正式な診断名は結腸左側背方変位とのことで、執刀してくれた獣医によると、早いうちに対処できたため幸い症状自体は軽く、手術自体も1時間掛からなかったですし、術後の点滴も必要なく、今日午前の段階で既に退院して牧場に戻っており、食欲もある状況です」とのことで、谷川貴英代表は「会員の皆様にはご心配をかけてしまい申し訳ありませんが、大事には至らずホッとしています。通常、飼葉を食べて胃の位置が下がる際に、つれて腸も移動するのですが、その際に正しくない場所へ移動してしまった結果、腸が引っかかって便秘になり、疝痛が起きたという状況です。開腹手術をして腸を正しい位置へ直したので、もう大丈夫です。今後の対策としては、100%予防出来る訳ではないので、再び起こす可能性もゼロではありませんが、例えば、飼葉の回数を今は1日3回なのを4回とか5回に増やして、その分、1度に与える量を減らすことで予防できます。腸のエントラップメントそのものについても予後は良好で、手術をしたことによる時間的なロスのリカバリーは勿論必要ですが、競走能力に影響が出ることはありません。実際、過去にクードメイトルも1歳12月に同様の症状を起こして開腹手術を行いましたが、3歳3月にデビュー勝ちしましたし、現役を引退して今に至るまでの間も1度も再発することはありませんでした。この後は1カ月は安静にして、その後、ウォーキングマシン運動から立ち上げ直すという感じになると思います」とのことでした。 (3月10日臨時更新)
2024-03-05
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。5日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路で週1回は、ラスト2Fを15-15で乗られています。スタッフは「570キロ台と、身体がまだまだ太い分、動ききれていない印象はありますが、これまでの兄姉と比べると、気性が安定していて、乗っていても難しい面を見せるような事もないです。週1回、坂路で15-15をこなしながら、中間は疲れも出ていないように、順調に体力もついてきているんだと思います」とのことでした。5日現在の馬体重は575キロ。
2024-02-20
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。20日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路では週1回ペースでラスト2Fを16-16で乗られています。スタッフは「自分は先週から本馬に跨っていますが、見た目の馬格の通り、走りが大きく、パワーが凄いですね。これでもっと走る気持ちが前面に出てくるようになってきたら、さらに動けるようになってきそうです」とのことでした。13日現在の馬体重は568キロ。
2024-02-06
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。引き続き、BTCで乗り込みを進めており、6日現在、屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれています。スタッフは「中間、若干疲れが感じられましたが調教を緩めるほどではなく、週1回は坂路で16-16くらいのところを行っています。行き出すと身体を使った走りをしますし、集団の2列目でも周囲を気にせず走れていますよ」とのことでした。
2024-01-23
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。23日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路ではラスト2Fを16-16で乗られています。スタッフは「普段も大人しくて手が掛からず、調教中も素直ですね。パワーはありますが、トモの推進力が真っ直ぐ前へ向かうので乗りやすく、指示にもしっかり従って、こちらの手の内に入ってくるので乗りやすいタイプです」とのことでした。23日現在の馬体重は570キロ。
2024-01-09
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。1月9日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「中間、馬は元気いっぱいで、キャンターの距離を延ばし、坂路のペースも徐々に上げていきながら乗り進めています。年末年始で休みを挟んだ分もあって、中間は20キロほど身体が増えて、まだまだ余裕のある馬体ですが、動き自体は良く動けている方で、順調に基礎体力が上がって来ているのが乗っていて感じます」とのことでした。1月9日現在の馬体重は570キロ。
2023年12月
西舎共同育成場内谷川牧場で調整中。12月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン20~21秒のキャンターで1本乗られている。スタッフは「若干トモに疲れが感じられたので、12月に入って1週間程度、調教を緩めて楽をさせたところ、すっかりトモの疲れは抜けて、なくなりました。メニューを元に戻した後は馬が一層元気で、調教中は持っていかれないように、気を付けながら乗っています。12月18日には清水調教師が来場されて、状態を確認していただきました。引き続きしっかり乗って基礎体力の強化に努めます」とのことだ。12月中旬の馬体重は550キロ。
2023年11月
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されている。11月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりで乗り込まれ、坂路ではハロン20~21秒のキャンターで1本乗られている。スタッフは「かなりの大型馬ですが、身体のバランスが良くて、後ろから来る推進力が真っ直ぐ前に向かっている点が、この馬の一番いいところだと思います。まだ身体は全然緩いですが、パンとして身体をしっかり使えるようになったら、物凄い迫力ある走りが出来そうです。あと母の仔にしては性格が素直で、走ることに対して真面目なタイプですよ」とのことだ。11月中旬現在の馬体重は550キロ。
血統アップデート2023-11-01
フェイマス2の兄パレルモ(牡3歳 父インカンテーション)は10月29日大井10Rのポルックス賞で優勝しました。
血統アップデート2023-10-23
フェイマス2の兄ファンジオ(牡4歳 父モーリス)は10月22日新潟8Rの3歳以上1勝クラスで優勝しました。
2023年10月
引き続き谷川牧場第一分場で馴致が行われ、屋内円形馬場での騎乗馴致を終えて、400m屋根付きウッドチップコースで調教を開始。以降はダク800mとキャンター1200mのメニューで進められたのち、10月12日にはBTC近郊の西舎共同育成場へ移動してBTCで調教をスタートした。10月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路1本を乗られている。スタッフは「馴致からここまで何も困ることなく順調に来ました。先週からはBTCで坂路調教を開始しており、ちょっと右の口が硬い感じがありますが、まだゆっくりなペースで乗るの中でも馬格通り非凡なパワーを感じます」とのことだ。10月10日時点の馬体重は540キロ。
2023年9月
引き続き、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われ、9月上旬に第一分場に移動した。9月中旬より馴致を開始している。スタッフは「8月下旬以降も休みなく夜間放牧を続けて、その間も砂のぼりになった左前脚は問題なく、9月に入って第一分場に移動してきました。こちらでも元気いっぱいで、一番身体も大きいので、やはり放牧地では威張っていますし、集牧した時に小さな傷をつくって帰ってくることも少なくありませんが、大きな怪我や病気もなく順調です。先日、牡馬のひと組目の馴致が終わり、フェイマス1と一緒に牡馬の二組目として9月18日から馴致を開始しました」とのことだ。9月中旬現在の馬体重は546キロ。
2023年8月
8月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧中。左前蹄蹄冠部の外傷から来た砂のぼりの症状が残り、馬が気にして歩様にも見せていたため、7月末のクラブ展示会は欠場した。改めて左前蹄の蹄冠部を切開して内に籠っていた膿を出し切る治療を行い、治療後は歩様に見せることもなくなり、8月上旬からは夜間放牧を再開。スタッフは「クラブの展示会に何とか参加させられないかギリギリまで粘りましたが欠場することになりました。最終的には、蹄冠部を切開して排膿してもらいましたが、それ以降は歩様も問題なく、程なく夜間放牧も再開出来たので、心配はいりませんよ」とのことだ。8月中旬現在の馬体重は540キロ。
2023年7月
7月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧されている。牧場スタッフは「この馬格に相応しく、曳き手を通じて伝わってくる力の強さは相当です。気の強さが上手く走る方に向いたら、ダートで楽しみな馬になりそうです。ただ、6月下旬から第二分場に戻して放牧していますが、6月末に左前蹄の蹄冠部を外傷して傷口から菌が入り、砂のぼりのような感じになってしまいました。中間も夜間放牧は休まず続けていて、膿は抜けているので心配はいらないですが、まだ少し気にしています。じき気にしなくなると思いますが、もしかするとまだ少し膿が籠っているのかもしれません」とのことだ。7月上旬時点の馬体重は522キロ。
2023年6月
6月中旬現在、谷川牧場第三分場で夜間放牧中。スタッフは「兎に角、身体つきは凄いのひと言で、性格も強いので、放牧地でいつも他馬にちょっかいを出しては負かしています。ただ、6月上旬の馬体重が506キロと、ひと月で60キロ増えたことになりますが、流石にそこまでの事はありません。身体はひと回り大きくなりましたが、他馬は平均して、このひと月の増加は30キロ前後なので、前月の数字が正確ではなかったのかもしれません。引き続き第三分場で放牧していますが、今月中には第二分場で放牧を再開することになると思います」とのことだ。6月上旬時点の体高162cm、胸囲182cm、管囲21.9cm、馬体重は506キロ。
2023年5月
5月中旬現在、谷川牧場第三分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「厩舎は移動していませんが、中間は第二分場の草地メンテナンスなどの関係で、隣の第三分場で放牧をしています。この時期になると牡馬は特に活発に運動するようになるので、体重は前月とほぼ同じ数字ですが、やはり一番身体は大きいです。放牧地では、青草の上でゴロンと横になって気持ちよさそうに寝ていますが、起きている時は、同じグループの他の馬によくちょっかいをかけていますので、小さな傷はよく作って帰ってきます。馬体は全体的に印象が大人っぽくなってきました」とのことだ。5月上旬時点の馬体重は444キロ。
2023年4月
4月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「本格的に冬が終わり、だいぶ暖かくなって馬も俄然元気になり、2月頃と比べるとかなり運動量が増えましたね。相変わらずのヤンチャ坊主で、放牧地では元気に過ごしていますよ。体重は、このひと月では、ほぼ変わりありませんが、1歳4月期としては頭ひとつ抜けた馬格で骨格もしっかりしており、男馬らしい成長を見せてくれています。冬毛もだいぶ抜けて見映えも良くなってきましたし、全体に幼さが抜けてシルエットも引き締まり、少しずつ競走馬らしい体型になってきました。順調ですよ」とのことだ。4月上旬時点の馬体重は442キロ。
2023年3月
3月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「3月に入ってから放牧地の雪がなくなり、連れて、体力もついて力も強くなった牡馬チームは、特にヤンチャ盛りで元気に走りまわるようになって運動量が増えています。このひと月でも10キロほど増えて、3月上旬で441キロと、牧場の1歳の中でも1番立派な身体つきです。中間、成長期特有のトラブルも一切ないですし、逞しさが日々増しています。あとはこの時期、放牧地の地面が結構ゆるく、例えば蹄が欠けたりしたところから雑菌が入って砂のぼりになることがあるので、注意して管理しています」とのことだ。3月上旬時点の馬体重は441キロ。
2023年2月
2月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧中。スタッフは「中間は飼葉の量を控えめにしていますが、このひと月でも20キロ以上体重が増えて、馬体は明らかに上にも横にも大きくなりました。周りの馬たちと比べてもひと際存在感があり、当牧場の1歳で一番の大きさです。一方でガッシリと肩幅のあるつくりですが、均整がとれている体型なので、トップラインはまとまっていますね。そしてこの馬体に相応しく、パワーも随分とついてきました。本馬は母の第4仔で、こちらも兄姉を通じて経験値の蓄積があるので、飼葉量など適宜コントロールして管理していきます」とのことだ。2月上旬時点の馬体重は430キロ。
2023年1月
1月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「今年は雪が降ってもすぐに融けてしまって積雪が本当に少なく、年明け以降も1月2週目まで放牧地に雪がない状態でしたが、1月15~16日の2日間でドカッと降って積もったので、放牧地はクッションの利いた状態で、馬の蹄にとっても、いいコンディションです。放牧中はフェイマス1と一緒にいることが多いですが、結構ヤンチャな性格のフェイマス1と比べると、周りをよく見ている感じがします。このひと月でも10キロ以上身体が増え、クビから肩にかけて、さらに厚みが出てガシッとしてきました」とのことだ。1月18日現在の馬体重は407キロ。
2022年12月
12月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「母の仔は、これまでの兄姉達もそうでしたが、どの仔もしっかり身体が出来てきます。本馬も成長振りは言う事なしで、無口も当歳馬用はもうキツくて、1歳馬用の無口を使っています。当場の当歳馬の中でも一番の身体の大きさですよ。ここまでのところ、怪我や風邪を引いたりすることもなく、まさに健康優良児といったところで、馬体も張りがあって体調の良さが伝わってきます。中間には清水調教師が来場されて、成長振りを確認していただきました。とても満足されていたご様子でしたよ」とのことだ。12月12日時点の馬体重は393キロ。
2022年11月
谷川牧場大野分場で放牧され、離乳後、10月13日に谷川牧場第二分場へ移動した。11月中旬現在、夜間放牧で管理されており、勾配のある広い放牧地を元気に走り回っている。スタッフは「離乳してすぐは、普通飼葉食いが悪くなりますが、この馬はすぐに食べてくれたので、精神的に強いところがあると思います。身体は幅があって骨量にも恵まれ、胴伸びもあるので、血統背景も併せて考えると、やはりダートの中距離くらいが向いていると思います。同期の中でも馬っぷりが目立ちますし、11月7日に来場された清水久詞調教師も、本馬の成長振りを直接確認して、大変満足されていたご様子でした」とのことだ。