2024-03-19
この中間も西舎共同育成場内谷川牧場に在厩し、BTCで乗り込みを進めて、高野友和調教師の指示で今後は滋賀県のチャンピオンヒルズで進めることになり、3月18日の馬運車で北海道を出発しました。スタッフは「最近は雰囲気が変わってきて、だいぶ気が乗るようになって、特に坂路で乗ると気持ちが乗り過ぎる位の感じが出てきたので、中間は、あまり気が入り過ぎないように、意識的に坂路では乗らずに屋内600mダートトラック中心に乗って進めました。勿論、この血統らしくまだこれからな部分は多い馬ですが、気持ちの面で変化が出てきたこのタイミングで、暖かい本州へ移動して鍛えてもらうというのは、この馬にとってもいいジャッジかなと個人的にも思いますね。あちらでも頑張ってほしいです」とのことでした。
2024-03-05
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。5日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路では週1回ペースでラスト2Fを15-15で乗られています。スタッフは「中間は坂で15-15を行っていますが、トモに疲れはきてないですし、思っていた以上に、ここにきて馬に活気が出てきました。馬体には張りがあって、体力的にもだいぶ充実してきたようで、普段はのんびりとしていますが、特に坂路で乗ると気合を表に出すようになり、乗り手が油断すると、ぶっ飛んでいきそうな位の雰囲気が出てきました。ちょっと生ズルいところがあるタイプが多いこの血統の牡馬としては、いい傾向だと思います。もしかすると当初の印象よりも良くなってくるのは早いかもしれませんね」とのことでした。5日現在の馬体重は484キロ。
2024-02-20
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。20日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路では週1回ペースでラスト2Fを16-16で乗られています。スタッフは「まだまだ馬体のメリハリという点では幼さを感じる体型ですが、中間、16-16を行ってもトモに疲れは出ておらず、最近はだいぶ馬に活気が出てきた印象です。引き続き、馬に合わせて進めていきます」とのことでした。13日現在の馬体重は482キロ。
2024-02-06
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。引き続き、BTCで乗り込みを進めていますが、中間やや疲れが感じられたため、先々週後半は屋内600mダートトラック3周をハロン23秒ペースで軽めに乗られ、その後は再び屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれています。スタッフは「先々週の木曜日に坂路で16-16を行った後、若干右トモに疲れが感じられたので、その後、週末にかけては少し調教ペースを落として楽をさせました。いまは、また元のペースに戻しています。坂路でハロン15~16秒位のところを行った翌日などは、まだ疲れを見せるところがあるので、暫くは馬の状態に合わせて、日によっては調教内容に強弱をつけながら進めていきます」とのことでした。
血統アップデート2024-01-27
1月27日、京都競馬12R、混合、4歳以上1勝クラス・芝1400mで半兄コンクイスタ(父ロードカナロア)が優勝しました。
2024-01-23
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。23日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりメニューで乗り込まれ、坂路ではラスト2Fを16-16で乗られています。スタッフは「最近は集団の先頭に立っても集中して調教することが出来ているように、少しずつ精神面が成長しているのを感じます。乗り込んできた効果もあって、だいぶ体力もついてきました」とのことでした。23日現在の馬体重は478キロ。
2024-01-09
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。1月9日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「中間はキャンターの距離を延ばし、坂路のペースも徐々に上げていますが問題なく乗り込むことが出来ており、体重も10キロほど増えています。良いモノは持っていそうですが、やはり少し奥手な感じがするので、馬に合わせてゆっくり進めていくつもりです」とのことでした。1月9日現在の馬体重は482キロ。
2023年12月
西舎共同育成場内谷川牧場で調整中。12月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれ、坂路ではハロン20~21秒のキャンターで1本乗られている。スタッフは「調教中、少しずつハミを自ら取って行く場面も増えて、前向きさを表に出すようになってきていますが、例えば2列目で走っていると、後ろの馬を気にするようなところを見せています。身体つきを見てもまだ子供っぽいですし、兄姉の傾向を考えても、じっくりと時間を掛けて育成していった方がいいタイプのように思います。引き続き、心身の成長を促しながら進めます」とのことだ。12月中旬の馬体重は470キロ。
2023年11月
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されている。11月中旬現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックを日替わりで乗り込まれ、坂路ではハロン20~21秒のキャンターで1本乗られている。スタッフは「現在は競走馬としての下地作りの段階です。相変わらず精神的にはまだまだ子供ですが、調教中にフワフワする感じは徐々に抜けてきていますし、背中の雰囲気や動きからはポテンシャルの高さを感じます。あとは、ファンディーナも最初同じようなところがありましたが、ちょっと右手前が出難いところがあるので、今後、馬にしっかり教えていきます」とのことだ。11月中旬の馬体重は464キロ。
2023年10月
谷川牧場第一分場で、この中間は屋内円形馬場で騎乗馴致を終え、400m屋根付きウッドチップコースで調教を開始。以降はダク800mとキャンター1200mのメニューで進められ、10月12日にBTC近郊の西舎共同育成場へ移動し、BTCで調教をスタートした。10月中旬現在、屋内1000mウッドチップ坂路1本を乗られている。スタッフは「馬がまだまだ子供で、坂路でもフワフワしている感じですが、心身共に成長段階ですからね。ただ、背中の感触は流石にこの血統と思わせるものがありますよ。血統的にも仕上がり早のタイプではないでしょうからじっくり進めます」とのことだ。10月10日時点の馬体重は468キロ。
2023年9月
引き続き、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われ、9月上旬に第一分場に移動した。移動後も夜間放牧が行われて、9月中旬現在、馴致を開始した。スタッフは「暑かった夏を乗り越えて順調に成長してくれて、9月に入って第一分場に移動しました。第一分場に移った後も夜間放牧を行い、先日、牡馬のひと組目の馴致が終わったので、9月18日からフェイマス2と一緒に牡馬の二組目で馴致を開始しています。骨や筋肉などの発達振りや身体つきなど総合的に見ても、1歳9月期として、とてもバランスが取れている馬だと思います。育成に入ってどう変わるか、今から楽しみです」とのことだ。9月中旬現在の馬体重は471キロ。
2023年8月
8月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧中。スタッフは「中間、また少し背が伸びたみたいですね。そして肩周りの肉付きが良くなって、全体に幅が増してきました。特に後ろから見ると、お尻の迫力はなかなかです。現状、柔軟性とバランスの良さが両立した馬体で、ここまでのところ極めて順調に過ごすことが出来ているように、体質的にも結構丈夫な質だと思います。それぞれ理由は違いますが、上の兄姉は何かしら問題が発生してデビューが遅くなる傾向ですが、本馬はサイズ的にも“ジャストサイズ”と言える大きさで、脚元も丈夫です。今度こそと思いたいですね」とのことだ。8月中旬現在の馬体重は474キロ。
2023年7月
7月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧中。牧場スタッフは「6月末に第三分場から第二分場に戻して放牧しています。しっかり青草を食べて、身体はこのひと月でも25キロ増えているように順調に成長しています。馬体は前月に比べても、さらにボリュームが出て毛艶もピカピカです。放牧地では、よくフェイマス2と一緒に行動していますが、ひと回り馬体の大きなフェイマス2ともやりあってるように、気はかなり強いですね。そして元々身のこなしの柔らかい馬でしたが、バネの利いた動きがさらに目立ってきました。やはりキズナの良さが強く出ているように思います」とのことだ。7月上旬時点の馬体重は446キロ。
2023年6月
6月中旬現在、谷川牧場第三分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「ドリームオブジェニーの仔らしく、しっかり成長力を発揮して、このひと月で体重が30キロ以上増えて、上に伸び、そして胴伸びがさらに出た気がします。変わらず父の産駒らしい、つくりの軽い体つきをしていて放牧地で見せる動きもしなやかで、キングレリックやコンクイスタといったすぐ上の兄たちの同時期と比べても雰囲気が違いますね。かなり勝気な性格をしていて、その辺は母の初仔で皐月賞にも出走したナムラシングンに似ているかもしれません」とのことだ。6月上旬時点の体高155cm、胸囲169cm、管囲20.2cm、馬体重は421キロ。
2023年5月
5月中旬現在、谷川牧場第三分場で夜間放牧中。牧場スタッフは「第二分場で放牧していたフェイマス3やその他の牡馬たちと一緒に、中間は隣の第三分場で放牧をしています。第二分場の草地メンテナンスなどの関係でそうしていますが、環境を変えることで馬に刺激を与えることにもなります。このひと月では、そこまで体つきが変わった感じはなく体重も微増ですが、気候が良くなってきて、特に牡馬は運動量が増えていますからね。しっかりと身の詰まった馬体ですし、ご存じの通り、ジェニーの仔は成長力があるので、1歳5月期でこのサイズは却っていい位かもしれませんよ」とのことだ。5月上旬時点の馬体重は385キロ。
2023年4月
4月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「冬の間も夜間放牧をずっと続けてきましたが、疲れを見せたり体調を崩すことは一度もなく、最近は一日毎に暖かくなって、馬がかなり活発になって力も強くなってきました。このひと月では普段の運動量も増えたので、体重は10キロちょっと落ちていますが、まだ尻高の体型をしているし、これから青草の時期を迎えれば、どんどんと変わってきて、一層磨きがかかってくると思います。そして、負けん気は強いですが、最近はだいぶ落ち着きがでてきました。心身共に順調に成長していますよ」とのことだ。4月上旬時点の馬体重は382キロ。
2023年3月
3月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「2月後半は結構寒かったですが、3月に入った辺りからどんどん暖かくなって、放牧地の雪もすっかり融けてしまいました。ポカポカ陽気に誘われる形で、日の高い時は放牧仲間で揃って寝転んでいる姿を見かけるようになりましたね。このひと月でも15キロ以上体重が増えていますが、全体にバランス良く、すくすくと成長しています。雪がすっかりなくなった放牧地で、ふとした瞬間に見せるバネのある動きを見ても、やはり楽しみな馬だと思います。父系の良さをしっかりと受け継いでいますよ」とのことだ。3月上旬時点の馬体重は396キロ。
2023年2月
2月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「このところ放牧地は、程々な量の雪が積もってクッションが利いたいい状態で、午前中、放牧地に放すと粉雪を蹴り上げながら元気に駆けて行きます。最近は力が強くなってきて、走る姿も男馬らしいパワーを感じさせるようになってきました。このひと月では、身体は上に大きくなり、この時期ですが馬体は成長の跡がしっかり感じられます」とのこと。母の仔らしく、骨太で骨格が確かな馬体で、1歳2月期で380キロというのは、上の兄たちと同じような成長過程。将来は同じく500キロ超の馬体になりそうだ。2月上旬時点の馬体重は380キロ。
2023年1月
1月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧中。このひと月は成長が落ち着いた感じだが、ここ迄の発育ぶりは順調そのもの。形の良いクビ差しや伸びのある馬体、そして背中をよく収縮させながら全身を大きく使って走る様子からは、父キズナの良さを強く感じる。スタッフは「前月からの大きな変化はないですが、秋から冬にかけてバランスの良い体型に成長してきましたね。相変わらず好奇心が旺盛でヤンチャな性格です。この前も放牧地でビデオを構えていたクラブのスタッフさんに気がついたら、まず最初に向かって行きましたし、目の前を掠めるように走っていましたよ」とのことだ。1月18日現在の馬体重は369キロ。
2022年12月
12月中旬現在、谷川牧場第二分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「先日も、さっきまで晴れていたのに、急に吹雪いたりと、12月になり冬本番の様相ですが、寒さに負けず元気いっぱいです。飼葉もペロリと平らげますし、運動量もかなり多くて、肉付きも良く、やはり母の仔らしく、すくすくと成長しています。性格は、大野分場でお母さんと一緒にいた時はおっとりした印象でしたが、最近は結構気の強いところを見せるようになりました。血統面からも当然、期待の大きい1頭なので、いいコンディションのまま成長して行けるように、しっかりと管理していきます」とのことだ。12月12日時点の馬体重は365キロ。
2022年11月
谷川牧場大野分場で放牧され、離乳後、10月13日に谷川牧場第二分場へ移動した。11月中旬現在、夜間放牧で管理されている。スタッフは「だいぶ身体に幅が出てきましたし、トモがなかなか立派で、順調に成長しています。ジェニーの仔らしく、骨太で骨格がしっかりしているので、やはり、将来は大きくなりそうです。普段は素直で落ち着いてますが、スイッチが入ると結構強いところも見せますよ」とのこと。父譲りの伸びのある馬体は骨量豊かで、節々が太く、母の仔らしく馬っぷりの良さが目立つ。柔らか味のある歩様はまさにディープ系の真骨頂で、放牧地で走り出すとバネのあるフットワークを見せている。