2023-03-21
MAXトレーニングファームで調整されています。中間も順調にBTCへの通い調教を交えて進められており、21日現在、場内の覆い馬場でダクとハロン23~25秒程度のキャンター4000mを乗られ、BTCで乗る日は屋内600mダートトラックと1000m屋内ウッドチップ坂路を併用して育成されています。18日には1000m屋内ウッドチップ坂路を単走で、13.3-12.5-13.3を計時しました。スタッフは「相変わらず行きっぷり良く、坂路を駆け上がっていきます。この時期に、この時計を楽な感じで上がってこれるのは評価できると思います。この中間には田中剛調教師が来場されて状態を確認していただき、先生からは『歩きがいいね』と仰っていただきました。その際、早めの移動にも十分対応できそうですとお伝えしています。この後は、冬季クローズしていたBTCの屋外1600mダートコースが今週から開場したので、週末辺りに長目からまず乗ってみようと思っています」とのことでした。18日時点の馬体重は440キロ。
2023-03-07
MAXトレーニングファームで調整されています。中間も順調にBTCへの通い調教を交えて進められており、7日現在、場内の覆い馬場でダクとハロン23~25秒程度のキャンター4000mを乗られ、BTCで乗る日は屋内600mダートトラックと1000m屋内ウッドチップ坂路を併用して育成されています。スタッフは「通い調教を開始してBTCで乗り始めたのは1月に入ってからですが、最初から走りの良さが目立っていました。今は体力面をはじめまだ鍛えている段階ですが、いいポテンシャルを持っていそうです。この春、もうひと回り身体が成長してきたら楽しみだと思います」とのことでした。
2023-02-21
MAXトレーニングファームで調整されています。引き続き、BTCへの通い調教を交えて進められており、21日現在、場内の覆い馬場でダクとハロン23~25秒程度のキャンター4000mを乗られ、BTCで乗る日は屋内600mダートトラックと1000m屋内ウッドチップ坂路を併用して育成されています。11日には、屋内600mダートトラックでキャンター2周半ほど乗られたあと、1000m屋内ウッドチップ坂路で、14.1-13.1-13.4を計時しました。スタッフは「11日は坂路で16-15-15を乗る予定でしたが、乗り手がそこまで押っ付けてなかったのに、14-13-13で駆け上がってきました。単騎で先頭を進む形でハミを取ってグイグイと進み、後ろの馬がついていけませんでしたね。走ることに前向きで、身体を大きく使い、実にいい跳びで走ります」とのことでした。18日時点の馬体重は437キロ。
2023-02-07
MAXトレーニングファームで調整されています。引き続き、BTCへの通い調教を交えて進めており、7日現在、場内の覆い馬場でダクとハロン23~25秒程度のキャンター4000mを乗られ、BTCで乗る日は屋内600mダートトラックにてハロン18~20秒のキャンターで3000m、また1000m屋内ウッドチップ坂路をハロン18秒程度で1本乗られています。スタッフは「場内の覆い馬場での動きより、広いBTCのコースでの方が動きが断然いいですね。今のところ飼葉食いも問題なく、このまま進めていきます」とのことでした。
2023-01-24
MAXトレーニングファームで調整されています。中間はBTCへの通い調教を開始しており、24日現在、場内の覆い馬場でダクとハロン23~25秒程度のキャンター4000mを乗られ、BTCで乗る日は屋内600mダートトラックにてハロン18~20秒のキャンターで3000mを乗られています。スタッフは「先週からBTCへ通い調教をスタートさせましたが、やはりいい跳びをします。反応が良く、これから乗り込んで力がついてきたら、面白そうですよ」とのことでした。24日現在の馬体重は436キロ。
2023-01-10
MAXトレーニングファームで調整されています。引き続き、場内の屋内馬場でダク1200mとキャンター3000mを左右手前を替えながら乗られ、1月に入ってから1週間ほど楽をさせたのち、1月10日現在、場内の覆い馬場でダクとハロン23~25秒程度のキャンター4000mを乗られています。スタッフは「相変わらず前進気勢が旺盛で、ピッチ気味の走りで前へ前へと進んで行きます。今週の後半か来週位からはBTCへの通いで乗り始める予定です」とのことでした。
2022年12月
MAXトレーニングファームで調整されている。引き続き、場内の屋内馬場でダク1200mとハロン25~27秒程度のキャンター3000mを左右手前を替えながら乗られている。騎乗スタッフは「この中間、馬体が上に伸びてきた感じがありますね。まだゆっくりとしたペースですが、動かすと実に素軽いですし、脚の回転が速く、スピードがありそうな印象です。12月に入ってすぐに田中剛調教師が来場されて、状態を確認していただきました。年内いっぱいは、この内容で距離をしっかりと乗っていき、年が明けてからBTCへの通い調教を開始していこうと思っています」とのことだ。12月15日時点の馬体重は431キロ。
2022年11月
MAXトレーニングファームで調整されている。11月中旬現在、場内の屋内馬場でダク1200mとハロン25~27秒程度のキャンター2500mを乗られている。騎乗スタッフは「適性に関してはまだ何とも言えませんが、動きが軽快で、身のこなしがいいですね。上背の低い体型ですが、トモ高ですし、馬体のシルエットを見てもまだまだ変わってきそうな感じがあります。乗りながら飼葉も落ちず、しっかりと食べられていますし、身体はまだ大きくなってきそうですよ」とのこと。11月10日時点の馬体重は410キロと、前月落ちた体重も徐々に戻ってきた。前進気勢がしっかりとあり、今後のペースアップにも問題なく対応できそうだ。
2022年10月
中島牧場分場で夜間放牧が行われ、10月3日に浦河町のMAXトレーニングFへ移動した。到着後は環境に慣れるのを待ち、馴致を開始。10月中旬現在、屋内馬場でダクとハッキングを乗られている。スタッフは「移動後、飼葉食いが一旦落ちてしまい、加えて乗り出しも開始しているので体重は減りましたが、今はしっかり食べれています。骨格を見ても、このままという事はないでしょう。当然、体重は戻ってくると思います。そして動きが俊敏で、母父タイキシャトルが出ている感じです。この先、馬が見せるシグナルを見逃さないように、アンテナを立てながら進めていきます」とのことだ。10月12日時点の馬体重は402キロ。
2022年9月
9月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。8月下旬以降は暑さがひと段落して、馬にとっても過ごしやすい気候となった。季節は正に”天高く馬肥ゆる秋”。その看板に偽りなしと言わんばかりに、前月より、またさらにひと回り身体の幅が出たように映る。中島代表は「夏を通しても夜間放牧の疲れは一切出ず、馬は疲れ知らずでした。結構体力はあると思いますし、加えて本当によく食べるようになりました。ただ最近は背割れしそうな位にまで肉がついて、これ以上は太り過ぎになるので飼葉の量を減らしています。それ以外はとにかく順調で、来月の移動に向けて、いい成長が出来ています」とのことだ。
2022年8月
8月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧されている。中島代表は「姉のシルヴァーゴーストは新馬勝ちした直後のダリア賞(OP)でも、中団から脚を伸ばして4着と力のあるところを見せてくれました。今年は雨が多いですが、よほどの荒天時以外、変わりなく夜間放牧を行っています。雨に多く当たっている影響で馬体に皮膚病が出ていますが、それ以外に気になることもなく、このひと月では身体に幅が出てきました。育成はMAXトレーニングファームにお願いする予定で、概ね10月中の移動を見込んでいます。それまでしっかりと青草を摂らせて、さらなる成長を促していきます」とのことだ。7月末時点の馬体重は415キロ。
2022年7月
7月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。全体に胴伸びがしてゆったりとした身体つきで、牡馬らしい確かな骨格に、胸前やトモなど必要なところに肉がついてメリハリのあるいい馬体になってきた。毛艶も良く、動きはのびやかで、しっかりとした歩様を見せている。なお、7月9日福島、2歳新馬戦(芝1200m)で、半姉のシルヴァーゴースト(牝2歳 父トビーズコーナー)が、5番手追走からゴール前で抜け出してデビュー勝ちを決めているが、中島代表は「この時期の馬の出来で言えば、こちらの方が一枚上です」と話すだけに非常に楽しみだ。6月時点の体高152cm、胸囲168cm、管囲20.0cm。
血統アップデート2022-07-09
半姉シルヴァーゴースト(牝2歳 父トビーズコーナー)が7月9日福島6Rの2歳新馬戦(芝1200m)を勝利しました。
2022年6月
6月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中島代表は「割と警戒心の強い方ですが、放牧地では仲間が走っていても1頭でいたりと、マイペースなところもありますね。中間はかなり力が強くなってきていて、骨量もあり、そして、ここに来て前後のバランスが良くなってきました」とのこと。重量感があって逞しさが増してきた身体つきは、父ロジャーバローズの特徴が出てきたようだ。まだこの時期なので、今後もどんどん変わってくるだろうが順調な成長振りを見せている。放牧地では柔軟性に富んだ身のこなしで跳びの大きな走りを見せており、やはり父のような芝中距離の走りに期待したい。
2022年5月
中島牧場分場で5月中旬現在、夜間放牧が行われている。中島代表は「一時期、体型が崩れていましたが、ここに来てまた変わってきて、良くなってきたなと感じています。体型的には、お母さんのアンヌやその母父タイキシャトルの影響というよりは、胴伸びがあって、最近の様子を見ても、やはりロジャーバローズの方が強く出ていると思います。中間、放牧地の青草は、まだそこまでは伸びていないですが、逆に若い芽だから柔らかくて美味なのか、いつもおいしそうに放牧地の青草を食んでいます(笑)。加えて夜間放牧も開始していますし、暖かくなって当然運動量も増えているので、幅が出てきました」とのことだ。
2022年4月
中島牧場分場で日中放牧が行われ、3月28日以降は夜間放牧を開始している。中島代表は「夜間放牧に切り替えた後も順調で、全体に身体が出来てきて、何より力が強くなり、曳いていて抑えきれない位です。放牧地では牡馬3頭で放していて、先月辺りは一番身体の大きい別の馬がボスでしたが、力がついてきて序列の入れ替えがあったようで、最近は本馬がボスです。隣の放牧地にカッパツハッチともう1頭繁殖牝馬を放していますが、最近は少し色気づいてきたのか、2頭が放牧地に来ると興味津々に駆け寄ってきます。他の2頭はあまり興味がないようですが仕方なさそうに”ボス”に引き連れられていますよ」とのことだ。
2022年3月
3月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。このひと月の間に、全体的に身体の厚みが増して、特に臀部にかけてしっかりと肉が乗ってきた。放牧地で走る姿にも力強さが増した印象だ。中島代表は「この中間は、ちょっと体型が変わってきたように思います。大分、トモに肉がついて、尻高の体型になりました。胴も少し詰まって来たかなと思います。最近はよく食べるし、春になって暖かくなって来たら、一気に身体が大きくなりそうですよ。性格は依然として強気なタイプです。同じ放牧地に自分よりサイズが大きい馬がいるのですが、怯む事なく向かっていきます。頼もしい限りです」とのことだ。
2022年2月
2月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。中島代表は「先月あたりは『運動量は例年より少ないかな』と感じていたのですが、この中間は雪が結構降ってくれたお陰で、ウチの放牧地について言えば程いい積雪量で、これなら運動量もしっかりと確保されていると思います。田中剛調教師も良く見に来てくれていて、先月末にも状態を確認していただきました。どこか垢抜けて見える、牡馬にしては割とスッキリした綺麗なラインの馬ですが、パーツ、パーツはしっかりしており、最近はだいぶ力が強くなってきたのを曳き手を通じて感じます。暖かくなったらグッと変わりそうです」とのことだ。
2022年1月
1月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。中島代表は「運動が出来なかったわけではないですが、先週迄は放牧地の雪が少なくて下が固く、例年だとしっかり雪が積もっているこの時期、運動量は例年より少ないです。それでも、12月下旬に田中剛調教師が来場されて実馬を見ていただきましたが、『前回見たのは離乳直後の10月でしたが、その時と比べると、身体の幅やトモ周りがガラッと変わりましたね。全体に随分と良くなったと思います』と、とても喜んでおられました。この時期に2カ月振りに見ていただいた分、特にそう感じてもらえたと思いますが、身体はしっかり出来てきていますよ」とのことだ。
2021年12月
12月中旬現在、引き続き中島牧場分場にて本馬を含む牡馬3頭で放牧されており、11月下旬からは夜間放牧から日中放牧に切り替えられた。中島雅春代表は「例年に比べて暖かいですが、それでも11月後半からは雷が鳴ったりしていて、冬場は雲が低くなる分、夏場より雷は危ないので、夜間放牧は終了して日中放牧に切り替えています。飼葉も残さずしっかり食べて、身体もすっかりフックラ幅が出て、バランス良く成長してきました」とのこと。まだ雪もなく、地面も凍ってもいない分、放牧地は走りやすいコンディション。その放牧地を元気に走り回り、運動量は豊富。この先どんな成長を見せてくれるか楽しみだ。
2021年11月
引き続き中島牧場で夜間放牧が行われ、10月14日に離乳した。22日には分場へ移動。11月中旬現在、牡馬のグループで夜間放牧を行っている。すっきりと伸びやかな体躯で、冬毛は徐々に伸びているが、それでも皮膚感の良さが伝わってくる。中島雅春代表は「牡馬は意外と女々しいところがあって、離乳時はお母さんを求めて騒いで中々諦めないのですが、本馬はそれ程暴れる事もなく、比較的すんなり離乳出来ました。ただ、やはり離乳で多少身体が減って、今はまだ少し影響が残って見えますが、中間、青草をしっかりと食べて腹袋が大きくなりました。気温を見ながら、もうしばらくは夜間放牧を続けます」とのことだ。