2023-03-21
松風馬事センターで調整されています。21日現在、屋外ダート馬場にてハロン20秒のキャンター1600mを2本乗られています。後藤場長は「先週まで22~23秒程度の軽めのキャンターでしたが、今週から普通キャンターまでペースアップしました。現状、体力不足な面はありますが、よく動けていてここまでしっかり乗り込んできたことが感じられます。週に2回はゲート練習も行っています。まだ非力なので発馬は鈍いですが、二の脚の反応が良く、ゲートは問題なさそうです。これから力が付いて来れば発馬も良くなってくると思います。様子を見て進めていくつもりですが、まだ線が細く、体力不足な感じもあります。現在は435キロまで増えていますが、入厩までにあと20キロくらい増えてくるのが理想ですね」とのことでした。
2023-03-07
3日朝にヒイラギステーブルを出発し、夕方に松風馬事センターへ到着しました。7日現在、ウォーキングマシン運動で調整されています。後藤場長は「到着後は輸送熱もなく、体調面は安定しています。数日様子を見て、全身の状態も悪くないので、近日中にロンジングから始めていきたいと考えています。馬体重は到着時428キロとヒイラギステーブル出発時と変わりませんでしたが、7日の計測で421キロと少し減っていますが、飼葉は食べられているので、徐々に戻していけたらと思います」とのことでした。
2023-03-01
3月1日現在、引き続き、ヒイラギステーブルで調整されていますが、諸事情により、この度、所属先を栗東・森田直行厩舎から美浦・斎藤誠厩舎へ変更することになりました。今後は、3日の馬運車で出発して、同日の夕方に茨城県の松風馬事センターへ移動する予定です。(3月1日臨時更新)
2023-02-21
ヒイラギステーブルで調整されています。21日現在、ウォーキングマシン運動とトレッドミルで軽めの調整に留めています。覚元厩舎長は「予定通り今週も休養に充てて過ごしています。飼葉食いは良い方なので、もう少し体重がグッと増えてくるかと思いましたが、それほどではなく、でも順調に目方は増えてくれています。先々週までしっかりと負荷を掛けていた分が身になって、馬体に幅が出て来ていると思います」とのことでした。21日現在の馬体重は430キロ。
2023-02-07
ヒイラギステーブルで調整されています。先週までは、しっかりと負荷を掛けて角馬場で身体をほぐした後、坂路に入って軽めキャンターで1本と、18-18でさらに1本乗られており、週2日は4ハロンを15-15-15-14の時計も入れました。今週からは、ウォーキングマシン運動とトレッドミルで軽めの調整に留めて、身体の成長を促しています。覚元厩舎長は「1月28日より、まずは15-15の時計を入れ始めましたが、まだ身体が出来上がってない中でも凄く動きが良いので、先週末に現状でどこまで動けるか確認する意味で、15-14-13-13位で目一杯の追い切りを行いました。終い1ハロンは12秒8で上がってきて、追い切った後は、流石にゼイゼイと息が上がっていましたが、この時期にこれだけ動けるのは大したものです。なお、先週を一旦の区切りとして、今週からは成長を促すためにウォーキングマシン運動とトレッドミルで軽めの調整に留めています。2週間程ゆっくりさせる予定で、きっと2週間後にはかなりパワーアップした身体になっていると思います」とのことでした。7日現在の馬体重は420キロ。
2023-01-24
ヒイラギステーブルで調整されています。24日現在、角馬場で身体をほぐした後、坂路に入って軽めキャンターで1本と、18-18でさらに1本乗られており、週1本は18-17-16-16の時計で進めています。覚元厩舎長は「こちらに来てすぐに乗り出せたのもそうですが、与えられたメニューにちゃんと対応出来ているように、北海道でしっかりと乗り込まれて来たのが伝わってきますし、走りのセンスが凄くいい馬で、今のところ注文はありません。特にバランスが良くて、手前もスムーズに自分で替えて走れますし、手前が替わった事に乗り手が気付かない位、走りにブレがありません。こういう馬はレースセンスが高いタイプが多く、本馬もそういうタイプになる可能性が高いと予想しています」とのことでした。
2023-01-10
引き続き、ファンタストクラブで調整され、3日には屋内坂路で15-15を乗ったのち、森田直行調教師の指示で4日の馬運車で北海道を出発して6日に滋賀県のライジングへ到着し、1泊したのち、7日に淡路島のヒイラギステーブルへ移動しました。移動後も体調は問題ないとの事で、9日から乗り出しており、角馬場で身体をほぐした後、坂路に入り、軽めキャンター1本を乗られています。ヒイラギステーブルの覚元厩舎長は「輸送も無事にクリアしてくれたようですし、体調、精神面共に安定しているので、すぐに乗り出せています。10日には坂路に入れてみましたが、サラっとこなしたように早めに進めていけると思いますよ」とのことでした。10日現在の馬体重は429キロ。
2022年12月
ファンタストクラブで調整中。12月中旬現在、ウォーキングマシンで常歩30分と、角馬場および屋根付きダートコースでダク800~1600m、キャンター1600~2400mをハロン22秒程度で乗られており、週2日はハロン18~20秒で屋内800m坂路1本を併せ馬で乗られている。佐久間氏は「中間、だいぶ馬がピリッとしてきて、馬場へ移動する際やクールダウンの時などに、他馬が騒ぐと、つられて真っ先に反応するところがありますが、調教中は問題ありません。調教の強度が上がり気合が乗ってきている証です。今月来場された森田調教師も『順調そうですね』と仰っていただきました」とのことだ。11月末時点の馬体重は436キロ。
2022年11月
ファンタストクラブで調整中。中間は調教内容を上げており、11月中旬現在、ウォーキングマシンで常歩30分と、角馬場および屋根付きダートコースでダク800~1600m、キャンター1600~2400mを乗られており、週2日はハロン23~25秒程度のキャンターで屋内800m坂路1本を乗られ、そのうち週1日は併せ馬で行われている。佐久間氏は「姉のエレガントルビーや兄のモズベッロとは雰囲気は違いますが、フットワークが柔らかくて動きも良く、楽しみな素材という評価は変わりません。今後、乗り込みを進める中で、背中やトモがしっかりしてくれば、いい馬体になりそうです」とのことだ。10月末時点の馬体重は428キロ。
2022年10月
10月中旬現在、ファンタストクラブで調整されている。中間は徐々に調教内容が上がってきており、10月中旬現在、常歩2400mとダク1600m、ハッキング2000mを乗られており、10月6日からは屋内800m坂路、または屋外1400m坂路を使い、ダクとハッキングを週1回ぺースで乗り始めた。後篠場長は「中間は刺激を与える意味で、坂路でダクとハッキング程度で乗っています。エレガントルビーやモズベッロの同時期と比べると、現状、ひと回り身体が小さいので、今後の成長がキーですが、最初からハミ受けも上手でしたし、動きが非常に柔らかく、素材の良さを感じます」とのことだ。10月15日時点の馬体重は426キロ。
2022年9月
9月中旬現在、ファンタストクラブで調整中。中間はブレーキングを終えて、8月24日からミニダートコースで常歩1600mとダク1000m、ハッキング1000mを乗られている。佐久間氏は「ブレーキング終了の翌日に軽く熱発しましたが、注射治療を行って1日休んだら、すぐに熱も下がり、24日から乗り始めました。なお、到着直後より体重が減りましたが、ブーキングと騎乗調教を開始して、牧場時とは運動負荷が違いますからね。どの馬もそうですが、最初は草太りしていた分が絞れるので、気にする事はないですし、馬体がスッキリしたことで、元々の形の良さがよく分かります」とのことだ。9月15日時点の馬体重は425キロ。
2022年8月
引き続き、村田牧場高江第一分場で夜間放牧が行われ、8月10日に門別町のファンタストクラブへ移動した。8月中旬現在、ウォーキングマシン運動20分とブレーキングを開始している。ファンタストクラブの佐久間氏は「早速、円形馬場で跨ってブレーキングを開始していて、馬はとても素直でスムーズに馴致が進んでいますよ。スラっとした体型だったエレガントルビーとは少し違ってボリュームがありますが、バランスの取れた体型は共通ですね。性格も姉に似て賢く、手が掛からないタイプです。森田調教師も、とても期待しておられます。楽しみな馬だと思います」とのことだ。8月10日時点の馬体重は436キロ。
2022年7月
7月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧中。村田康彰専務は「姉のエレガンルトビーは、早くから森田調教師が惚れ込んで牧場にも足繫く通っていただき、ファンタストクラブでも一貫して評価の高かった馬ですが、実際に新馬勝ちという結果が出てくれてホッとしています。本馬についても、先生から『是非に』と言っていただいた馬なので、期待したいですね。相変わらず馬っぷりが良く、飼葉食いもしっかりしており、ブリランテ産駒らしく同時期の姉よりもしっかりと実が入って、体高、幅、バランスのどれをとっても良好です」とのことだ。6月末時点の体高156cm、胸囲176cm、管囲19.8cm、馬体重439キロ。
血統アップデート2022-07-18
半姉エレガントルビー(牝2歳 父ドゥラメンテ)が7月17日小倉競馬5R、2歳新馬戦(芝2000m)でデビュー勝ちを飾りました。
2022年6月
6月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧されている。ここに来て馬体のボリュームと、身体のバランスの良さが、一段と絶妙な感じになってきた。村田康彰専務は「毎月計測の測尺の数字を見ても、体高が3cm、胸囲も5cm大きくなり、そして体重で言えば30キロほど増えているように、先月に続いて今月も、実に頼もしい成長振りを見せてくれています。牝馬ですが骨格がしっかりとしていて、馬格もあります。また、今年は早生まれが多い当場生産馬の中にあっても、常に平均以上の成長曲線を描いているので、注文はひとつもないです」とのことだ。6月上旬時点の体高156cm、胸囲173cm、管囲19.9cm、馬体重419キロ。
2022年5月
5月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧されている。村田康彰専務は「このひと月の間で、ひと目で分かる位に大きくなりました。一層の伸びが上にも横にも加わって、窮屈なところのない伸びのある身体つきで、姉のエレガントルビーと少し印象が似てきましたね。牝馬の分、モズベッロほどボリュームはないですが、平均以上に幅があって、質の良い筋肉が、つくべき箇所にしっかりついています。そして、ピリっとしたところがありつつも、どこか神経の図太いところがあって、競走馬としては、いいメンタルの持ち主だと思います」とのことだ。4月末時点の体高153cm、胸囲168cm、管囲19.6cm、馬体重385キロ。
2022年4月
4月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧されている。村田康彰専務は「最近は比較的上に伸びてスッキリした身体つきになってきていましたが、ブリランテ産駒らしいボリューム感も健在です。全体にしっかりした身体つきで、上腕部や腹構えなどもしっかり存在感があり、かつ伸びやかでバランス感のいい身体つきになってきたと思います。雪がとけて放牧地で走り回れる季節になって運動量もどんどん増えています」とのこと。このひと月は測尺の数字上、変動がほぼなかったが、青草を摂るようになったら一気に身体が出来てきそうだ。3月末時点の体高151cm、胸囲167cm、管囲19.0cm、馬体重366キロ。
2022年3月
3月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧中。2月から飼葉量を増やしており、それがしっかり身になって身体は厚みを増して、上にも伸びてきた。そして相変わらずトップラインの良さが目立つ。村田康彰専務は「モズベッロは少し気性が激しい面があって、その影響もあってか、この時期は身体がなかなか増えてこなかったのですが、本馬は、ここ最近すっかり大人びて、どっしりと構えられるようになりました。馬体も順調に大きくなってきています。3月初めに来場した森田直行調教師も、実馬を見て、とても満足されていましたよ」とのことだ。2月末時点の体高150cm、胸囲167cm、管囲19.0cm、馬体重364キロ。
2022年2月
2月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧が行われている。数字上、大きな変化はないが、見た目に肉付きが増した馬体は、全体にバランス良く確かな成長を見せており、馬っぷりの良さが目立つ。村田康彰専務は「身が入りながら、癖のない成長を続けています。先月末の数字は、前月からほぼ変わらないですが、今月からは飼葉量を増やしていて、身体の張りなど明らかに良くなっています。ブリランテ産駒らしい肉付きの良い身体で、でも牝馬の分、そこまでムキムキしている感じではなく、程よい軽さがあるのがいいと思います」とのことだ。1月末時点の体高148cm、胸囲164cm、管囲18.6cm、馬体重358キロ。
2022年1月
1月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧中。村田康彰専務は「キ甲の高さで測る体高は147cmで当場平均と同じですが、ご覧の通り、今は後ろが高くなっているかなり尻高体型なので、実際は平均以上に大きく成長しています。そして中間はお腹周りがすっきりして、徐々に競走馬らしい身体つきになってきました。あと最近、集牧の際に決して掴ませないわけではないけど、一番最初に掴もうとすると『自分はまだ帰らない』と、ひと通り逃げます。モズベッロは馬房の中でやってましたが、同じような事をしていたのを思い出します」とのことだ。12月末時点の体高147cm、胸囲163cm、管囲18.7cm、馬体重355キロ。
2021年12月
12月中旬現在、村田牧場高江第一分場で夜間放牧中。11月末時点の体高145cm、胸囲162cm、管囲18.8cm、馬体重347キロで、数字上、体高は変わりないが、前月よりもかなりトモ高が目立つように、中間は後ろが上がってきて、しっかりと成長している。村田康彰専務は「中間も夜間放牧を継続しており、胸囲が6cm増えているように、全体にボリュームが加わって、さらに父ディープブリランテらしさが強く感じられる身体つきになってきました。そして測尺の数字は全部、当場平均を上回っています。今年のウチの生産馬は1~2月生まれが多く、全体に大きいのですが、その中に入っても順調な成長振りです」とのことだ。
2021年11月
8月上旬に離乳したのち、8月24日に村田牧場本場から高江第一分場へ移動した。11月中旬現在、夜間放牧中。村田康彰専務は「兄のモズベッロは牧場時代、牝馬みたいに大人しかったのですが、森田調教師に伺ったところ、厩舎ではかなり気の強い面を見せているそうです。本馬もディープブリランテ産駒らしい気の強さがありますし、馬体の厚みなどを見ても父が強く出ていると思います」とのこと。骨量に恵まれた確かな骨格に適度な胴伸びを備えた絶妙なバランスがとれた好馬体。成長力のある血統だけに、この先、色々な面を見せてくれそうだ。10月末日時点の体高145cm、胸囲156cm、管囲19.0cm、馬体重321キロ。