2023-01-24
チェスナットファームで調整されています。24日現在、BTCの屋内600mダートトラックと屋内ウッドチップ坂路を併用してキャンター2500~3000m程を乗られて、坂路は18-16で進めています。スタッフは「12月頃と比べると身体は全体に成長し、特にトモが丸々と大きくなりました。ただ、中間は坂で18-16を乗っており、日によっては、自然ともっと速いところも乗っていますが、身体が一気に大きくなったのが影響してるのか、以前より、ちょっと動きが重たい感じがありますので、さらに乗り込んで行って、身体の内面の充実を図っていきます」とのことでした。
2023-01-10
チェスナットファームで調整されています。中間は年末年始を含む2週間程度トレッドミル運動のみでひと息入れて、年が明けて1月7日よりBTCで調教を再開し、1月10日現在、BTCの屋内600mダートトラックと屋内ウッドチップ坂路を併用してキャンター2500~3000m程を乗られて、坂路はハロン17~18秒ペースで進めています。スタッフは「年末年始期間の2週間程度はトレッドミル運動のみでひと息入れて、先週から調教を再開しました。ひと息入れた分もありますが、身体はまたさらに大きくなって10日現在で495キロと、やはりこの血統は大きくなってきますね。余裕のある身体つきで、このあと馬体減りを気にせず、しっかり乗り込むことが出来そうです」とのことでした。
2022年12月
チェスナットFで調整中。中間はBTCで調教を開始し、12月中旬現在、BTCの屋内ウッドチップ坂路2本のメニューで進めており、坂路の2本目は、ハロン18~21秒ペースで乗られている。スタッフは「中間、乗り込みながら体重がさらに増えて、このふた月で馬体が一気に逞しくなりました。流石の成長力です。調教はハチメンロッピに乗っていたスタッフが担当してしますが、動きは軽く、反応の良さは兄よりいいという評価です。兄とは性格がちょっと違うので、早くからプレッシャーを掛けて追い込み過ぎないように、当面は馬を気分良く走らせる形で進めようと思います」とのことだ。12月中旬現在の馬体重は469キロ。
2022年11月
チェスナットファームで調整されている。中間はスムーズに馴致を終えて、騎乗調教を開始。11月中旬現在、場内の走路でダクとハッキングを乗られ、角馬場では横木を置いて跨がせることで馬に身体を使って走ることを教えている。スタッフは「この血統らしい成長力ですね。このひと月でも体重が20キロ増え、身体が出来てきて、特に胸前がガッシリしてきました。身体のバランスも良くて、まだハッキング程度ですが前進気勢がかなり強く、動きもしっかりしており、身のこなしの良さが目立ちます。そして結構気が強いです。間違いなくスピードタイプでしょう」とのことだ。11月12日時点の馬体重は452キロ。
血統アップデート2022-11-20
エボルブ10の半兄ハチメンロッピ(牡2歳 父キンシャサノキセキ)が、11月20日東京1Rの2歳未勝利(ダート1400m)で優勝しました。
2022年10月
引き続き、中島牧場分場で夜間放牧が行われ、10月3日に浦河町のチェスナットファームへ移動した。到着後は環境に慣れるのを待ってから馴致を開始している。スタッフは「今はまだ馴致を進めている段階ですが、特に難しいところは見せず、進められており、10月中には跨って調教を開始していく予定です。兄姉の同時期と比べると、ひと回り身体は小さいですが、この後、まだまだ成長してくるでしょうし、恐らく本質はスピードタイプでしょうから、身体のつくりとしては、却って丁度いい位かもしれません。父の産駒も2歳から結構走ってますし雰囲気も悪くないと思います」とのことだ。10月12日時点の馬体重は429キロ。
2022年9月
9月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中間、左後肢の蹄が砂のぼりになってしまい、治療する1週間ほどはパドック放牧にして過ごしたが、蹄の内側に溜まった膿を完全に出して、9月12日から夜間放牧を再開している。中島代表は「今年は特に雨が多くて、放牧地もグチャグチャだったので、余計に砂のぼりになりやすい状況でした。膿を出し切るのに1週間程度かかりましたが、もう大丈夫です。馬に関しては、この間、上にも横にもひと回り大きくなり、だいぶ身体が出来てきました。来月にはチェスナットファームへ移動する予定ですが、移動までにもう一段階成長してくれそうな気配です」とのことだ。
2022年8月
8月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中島代表は「遅生まれの分、体高は他と比べるとまだ低くて身体つきにも幼さが残りますが、7月末時点の馬体重で415キロと、産まれの遅さ(5月23日生まれ)を考えるとまずまず身体も大きくなってきました。この血統らしく、伸びしろはまだかなりある筈なので、秋にはそれなりのサイズになると思います。そして本馬の育成先はチェスナットファームを予定しています。カッパツハッチをはじめ兄姉の多くを手掛けるチェスナットファームと矢野英一厩舎のホットラインなので、大船に乗ったつもりでお任せするだけです」とのことだ。7月末の馬体重は415キロ。
2022年7月
7月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧中。中島代表は「遅生まれの分、まだ筋肉がつききっていないところはありますが、この血統らしく、中間もジワジワと馬体は大きくなっています。ホイットニーが、先日ようやく勝ってくれました。本馬は、その姉と同じウォーフロント系の父の産駒ですが、デクラレーションオブウォーは、先日も小倉で産駒が新馬勝ちして、中央で8頭出走して早くも2頭目の勝馬が出たように、2歳戦から動けている印象です。遅生まれですが、姉よりコンパクトな体型ですし、ホイットニーより仕上がりは早いのではと思います」とのことだ。6月時点の体高151cm、胸囲170cm、管囲20.0cm。
血統アップデート2022-06-26
半姉ホイットニー(牝3歳 父ザファクター)が、6月26日東京1Rの牝馬限定3歳未勝利を逃げ切って優勝しました。
2022年6月
6月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧中。中島代表は「身体に幅が出てきました。放牧地の動きを見てもいいバネがありそうですし、身体の大きい馬に対しても怯まず向かって行く気持ちの強いところは、姉のカッパツハッチを思い出します。ユウゼンの仔は皆、成長力がありますし、夜間放牧をはじめて2カ月が経ち、このあとが良くなってくる時期なので、これからが楽しみです。これまでの兄姉同様、秋にはチェスナットファームで育成を開始する予定で、それまでは夜間放牧で鍛えていきます」とのこと。なお、ロードディフィートが、6月18日東京、2歳未勝利戦を勝って、父の本邦産駒として中央初勝利を飾った。
2022年5月
中島牧場分場で5月中旬現在、夜間放牧中。中島代表は「姉ホイットニーの同時期と比べると、お互い父は同じウォーフロントの血統ですが、雰囲気はこちらの方がさらにピリッとしてます。加えてホイットニーはスプリンターという体型的ではなかったですが、本馬は、ハッチの全兄であるドラフト3以上にハッチっぽさがあります。冬毛がまだ残ってますが、冬の間、夜間放牧はしなかったものの、夜も馬房の窓をずっと開けていて冬毛がより長く伸びたからで、問題はありません。生まれの早い他馬と比べるとまだ小柄ですが、ここにきてだいぶ追いついてきた感じです。ユウゼンの仔らしい成長力を感じます」とのことだ。
2022年4月
引き続き中島牧場分場で日中放牧が行われ、3月28日からは夜間放牧を再開。4月中旬現在、そのまま夜間放牧が行われている。中島代表は「丁度、分場内の近くの放牧地に、今年から繁殖生活に入る姉のカッパツハッチを放牧していますが、その姉と顔の表情だったり、雰囲気が実によく似てきたと思います。普段触っていても、短距離馬らしいピリッとしたところを見せています。この間は身体は上にと言うよりは、横幅が出てたように感じています。夜間放牧を開始してから半月ほど経って疲れが出てくる頃だと思いますが、飼葉はしっかりと食べていますし、特に気になるところはありません」とのことだ。
2022年3月
3月中旬現在、中島牧場分場で日中放牧が行われている。この中間、1番大きく変わったのは腹袋だろう。しっかりと丸みを帯びてきて馬体に厚みが出てきた。サイズ的にまだ大きくはないものの何処となく品があって、身体を大きく見せてもいる。中島代表は「5月23日の遅生まれなので、ここまでのところでは、生まれの早い馬と比べると差はありましたが、最近はどんどん追いついて来ている感じがあります。結構、最近はしっかり食べた分が身体に反映されてくるようになりました。それに、これまでの母の仔を見ても皆分かるように、成長力のある血統ですからね。これからもっと成長してくれそうです」とのことだ。
2022年2月
中島牧場分場で、2月中旬現在も本馬を含む牝馬4頭で日中放牧が行われている。中島代表は「馬体の大きなボス格の馬がいるので、遅生まれの本馬は放牧中、結構やられたりしていますが、結構気の強いところがあります。集牧の際も、ボスがいるので一番ではないですが、例えば順番がラストだと、騒いで自分を先に入れろとアピールしてきます。最近は日中でも0度前後で、日が沈むと一気にマイナス10度以下になるといった感じで、寒い中での気温差が激しいですが、厩舎の馬房の換気はとても大事だと考えて、夜も馬房の窓は開けたままです。それでも、風邪をひくことはなく健康に育ってくれていますよ」とのことだ。
2022年1月
1月中旬現在、中島牧場分場で本馬を含む牝馬4頭で日中放牧が行われている。今の時期、上背はそれほど変わらないが、コンパクトにまとまった馬体は腹袋がしっかりしてきた。そして変わらずトモの良さが目立つ。中島代表は「食いが戻った効果で身体に張りがあって体調も良く、気になるようなことはありません。そして、今までは放牧地に放す時は奥さんが曳いていましたが、最近は徐々に煩さを出すようになったので、自分が曳くようになりました。ただ、これは決して悪いことではなく、特にこのお母さんの仔は気持ちで走る部分が、間違いなくありますからね。いい傾向だと思っています」とのことだ。
2021年12月
12月中旬現在、引き続き中島牧場分場にて本馬を含む牝馬4頭で放牧されており、11月下旬からは夜間放牧から日中放牧に切り替えてられた。中島雅春代表は「5月後半の遅生まれですから、他と比べると小柄ですが、月齢を考えたら十分な大きさで、順調な成長振りだと思い、日々見ています。それに、一つ歳上で同じく5月後半の生まれのキンシャサノキセキの仔(ドラフト3)も、1歳12月の時点で500キロを超えてきているように、この血統は当歳時は小さくても、後で必ず大きくなりますからね。飼葉食いも、離乳の前後で多少落ち気味でしたが、すっかり食いが戻って、与えられた分は完食していますよ」とのことだ。
2021年11月
中島牧場で放牧されている。10月20日に離乳して、24日に分場へ移動した。11月中旬現在、中島牧場分場で夜間放牧が行われている。中島雅春代表は「パンフレットの写真を撮影した8月末と比べると冬毛が生えてきた分、毛艶は多少落ちていますが、元気で気持ちが前向きなタイプです。加えて牝馬の分悍性の強いところがあるので、1つ上のドラフト3よりも、さらにカッパツハッチに雰囲気が似ています」とのこと。5月の遅生まれだったカッパツハッチも当歳時はコンパクトな馬体で、上背もそれほどなかったが、つくべきところに筋肉がついていた。本馬はその姉によく似ている。姉譲りのスピードが期待出来そうだ。