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“知る人ぞ知る隠れた名種牡馬”ジョーカプチーノ産駒の牡馬が登場だ。
ジョーカプチーノは、2009年のNHKマイルカップをレースレコードで制したGⅠ馬だが、父として当初の評価は決して高くはなかった。しかし初年度世代がデビューすると状況は一変。JRAで出走した初年度産駒12頭中4頭が3勝以上を挙げ、しかもジョーストリクトリ(ニュージーランドT、東風S)、マイネルバールマン(クリスマスローズS、端午S)、ジョーアラビカ(道頓堀S等5勝【中央現役】)の3頭がオープンまで上り詰めたのだ。2世代目以降もジョーマンデリン(函館SS3着)を送り出し、2017年には100頭超の種付けオファーを集めた。その現3歳世代は、福島2歳S3着馬ビーマイベイビーやフェアリーS5着馬ネクストストーリーが活躍中である。
一方、母のペルルフィーヌは、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンの2頭を産んだ名牝パシフィカスの孫で、半弟にJC2着馬のラストインパクトがいる血統馬だ。
クレスト23は、やや脚の短い低重心の体型ながら、ご覧の通り骨量豊かで筋肉量にも恵まれた好馬体。2歳1月時点で465キロと中身が詰まっており、丸々と大きなトモには筋肉の筋がくっきりと浮かぶ。普段はおっとりしているが、走路に出るとスイッチが入るメリハリの利いた気性で、父の産駒の傾向からも芝のマイル位までが適条件だろう。
同馬は、昨秋より北海道で育成を開始。BTCで乗り込みを重ねたのち、1月下旬に美浦TC近郊のスピリットFへ移動し、早期デビューへ向けた“第2フェーズ”に入った。「冬場は雪のない本州の育成場で、トレセンの調教に耐えうる水準の体力を養い、同時に調教も強化します。その後は飯田先生と相談しながら、順調であれば青葉の茂る頃には関西へ移動させたいですね」と荻伏服部牧場代表の服部英利さん。ここ迄のところ頓挫なく進み、丈夫で早期の使い出しにも十分対応出来そうだ。ご期待いただきたい。
【2歳1月末時点測尺】体高157cm/胸囲180cm/管囲19.8cm/馬体重465キロ