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笹地牧場からアプローズ世代ではお馴染みの2010年に日英のダービー馬を輩出したキングズベストを父に持つ牡馬の登場だ。
「こんな事を言ってしまっては怒られてしまうかもしれませんが、本馬は元々セリでと思っていた馬なのです。ただ、成長を見守る中でどんどん身体が良くなって来たので、自分で走らせてみたいという気持ちが膨らんではいました。セリでも声は掛かったのですが、馬のデキに対しての金額の折り合いがつかず、丁度、そんな時、上原博之調教師が来場した際に、『笹地さんがクラブに出すなら僕にやらせて下さい』と言って貰えたし、“それならクラブに”と思って提供させていただきました。ここ最近は、ウチの生産馬達で少し迷惑を掛けてしまってはいるので、お詫びの気持ちも込めて金額設定は控えめに。何よりも会員様と一緒にクラブで盛り上がれたらと思っています」と生産した笹地牧場代表の笹地清幸さんが熱い想いを語る。
本馬は昨年の11月からチーム・プレアデスの育成場に移動して、しっかりと乗り込みながら成長を続け、2月末点でBTCの坂路を15-15のペースで楽にマークしている。移動当初は、420キロ台だった身体も、ここ4ヶ月の間にメキメキと成長して、2月中旬時点で477キロまで身体が増えてパワーアップしている。
チーム・プレアデス代表の星野純一氏は「ウチに来た時の筋肉の付き方はまだまだだったけど、元々、骨格が非常にしっかりして、馬格をしっかり備えた馬でした。それが調教を重ねながらドンドン身体に幅が出てきました。乗りながらひと月ごとに増やしていけているのは成長力の証。ここまで何もなく順調そのものでこれているのがこの馬の強みです。性格は“芯があるけど穏やか”といった感じで、人にはとても従順で本当に操作性が良いですし、無駄な事はしません。ただ、気持ちの強さはある馬なので、競馬向きの性格をしていているのではないでしょうか。どんどん成長していくこの馬を見て行くのは楽しいと思いますよ」と上々の評価だ。
ロバートオブレッド、アルディナ、アフィシオンと募集本馬の兄姉たちは結果を出せなかったが、笹地さんから『この馬で巻き返す!』という意気込みがひしひしと伝わってくる。
【2歳2月中旬時点測尺 体高160cm/胸囲178cm/管囲20.5cm/馬体重477kg】