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初年度からモーリス、ゴールドアクターと超大物2頭を誕生させたスクリーンヒーローの産駒が登場だ。
ちなみに、これだけ産駒が活躍すれば、種付料が上昇するのが市場原理。遂に今年は700万円にまで達し、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライに次ぐ国内4位の高額種付種牡馬だ。その産駒の特徴は2つ。ひとつは仕上がりの早さで、札幌2歳Sを勝ったトラストをはじめ、ミュゼエイリアン(毎日杯)やグァンチャーレ(シンザン記念)も2歳夏デビュー組。そしてもう一つの特徴が成長力で、代表産駒2頭の蹄跡が何よりの証である。
ビクター21は、矢沼ステーブル代表の矢沼浩二さんが1歳秋に購買した後、トレーニングセールへの上場や大井での出走を視野に鍛え上げてきた。ところが、「跨ったウチのスタッフが全員、『断然芝馬。大井で使うのはあり得ないし、良いものを持っているから勿体ない』と口を揃えて言うんです。確かに、想像以上に良くなっているとは感じていたので、であれば、会員の皆さんと楽しめたらと思い提供しました」と矢沼さんが経緯を教えてくれた。
本質的には芝向きだが、ダートトラックでの調教中もバネの利いた軽快さが目立ち、返りの良い前肢と伸びのある後肢が連動して、大きなフットワークで駆けている。5月末現在、週1回15-15以上の速い追い切りをこなしているが、入厩はもう一段馬体が出来てから。とは言え、それほど先のことではなく、順調であれば秋には声が掛かるだろう。
モーリスが、1歳時のサマーセールで落札された金額は150万円。それが、翌年のトレーニングセールでは、公開調教で2F21秒8の最速時計を計測し1000万円の値が付いたが、その後の活躍は皆さまご存知の通り。獲得賞金は5億円を超えた。
そんな“夢”に賭けてみるのも悪くない。