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ヘニーヒューズ本邦産駒の快走と共に馬産地でグングンと期待値が上がっているアジアエクスプレスの産駒ブレイズ21が登場だ。
アジアエクスプレスは、無敗で朝日杯FSを制するなど活躍した外国産馬で、モーニンと共に父の日本導入のキッカケとなった。種牡馬としても、仔出しの良さとヘニーヒューズ産駒の活躍が相まって評価上昇中。産駒デビュー前にもかかわらず、種付料は年々UPしているほどだ。
母のスープリムシチーは、北米重賞勝馬でディープインパクトの半姉でもあるヴェイルオブアヴァロンの孫。勝ち上がりは逃したが、2歳秋の新潟で迎えたデビュー戦では0秒1差の2着と勝馬に迫ってみせた。
ブレイズ21はその母の第2仔。現2歳馬の初仔ウイラニは牧場名義で走って盛岡の芝1000mのJRA認定競走を勝つなど3勝を挙げている。「上背は姉と同じ位ですが、父の産駒らしい身体つきで、姉より幅とパワーがあります」と話すのは荻伏服部牧場代表の服部英利さん。
本馬は11月中旬現在、門別競馬場の田中正二厩舎へ移動して育成を開始。ホッカイドウ競馬と言えば、近年の道営所属馬のレベルアップを支えている2012年に開設された全長900m屋内ウッドチップ坂路があるが、シーズンオフの冬時期は“育成場”としても機能している。乗り手やスタッフは全員競馬場で働く“プロ”であり、そこに着目して早期デビューへの土台を作るというのが服部さんが今回描いた青写真というわけだ。
「12月中は道営で乗り込んで土台をしっかり構築してもらい、年明けになったらいつもお願いしている美浦のスピリットファームへ移動して、入厩へ向けて仕上げてもらいます。目標は、勿論2歳戦のはじまる6月デビュー。数をしっかり使って勝つチャンスを広げて、皆さんと一緒に競馬を楽しみたいと思います」と服部さんが期待を込めて送り出した。
[2019年11月測尺]体高151cm/胸囲175cm/管囲18.0cm/馬体重410kg