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英国の繁殖セリで導入し、以降は中島牧場で繋養されていたマイホープが、昨年から笹地牧場へと“移籍”した。
「弟に北米GI3勝馬がいて、しかもデインヒルとサドラーズウェルズの血を持つ血統馬なので、ずっとお願いしていたんですよ」と笹地牧場代表の笹地清幸さんがニッコリ笑う。
その笹地さんが、マイホープの配合相手に選んだのが、キングズベストだ。2010年の日英ダービー馬の父であり、牝馬ながら凱旋門賞を制し、ガリレオ、シーザスターズの母でもあるアーバンシーの弟という抜群の血統馬でもある。現役引退後はアイルランドで供用を開始し、日本での供用開始は2013年から。本邦2世代目となる今年の3歳世代産駒からは、福寿草特別と若葉Sを連勝したアイトーンが皐月賞へ駒を進めた。
「サドラーズウェルズ、デインヒルという欧州競馬の頂点の血を2つ持つマイホープには、やはり欧州の血統が一番合う筈。デインヒル×サドラーズウェルズ×キングマンボ。何だかワクワクしてきませんか?」と笹地さん。
アプローズ17は、各関節の造りが丈夫で、生来の頑健さを感じさせる1頭。510キロ超えの半兄グロリアスホープ(現2歳)の同時期と比べると、牝馬でもあり、さすがにひと回り小さいが、それでも現時点で不足は感じさせない馬格。全身の筋肉は凝縮感に富んでおり、これまでの兄姉と比べると全体的なつくりが軽く、ボディバランスは上々だ。その性格は素直で人に対して物怖じすることなく従順、先々も人と上手にコミュニケーションを取れるタイプになりそうだ。
「『好きな馬を選んでください』と伝えて、放牧地にいる候補の中から羽月先生がチョイスされたのが、この馬です。その目を信じています」と期待を込めて笹地さんが言葉を結んだ。
【1歳5月末時点測尺 体高153cm/胸囲179.5cm/管囲20.5cm】