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1歳世代に牡馬2頭を既にクラブへ送り込んでいる矢沼ステーブルから、世代3頭目となるハーツクライ産駒の牡馬がラインナップだ。
「先日のセールでは価格が折り合わなかったですが、馬の形も良いし、幅もあって『競馬で動ける馬』だと思います。クラブのイベントで会員の方と直接話をさせてもらった際、手頃な価格の牡馬に出資したいという声を何度も聞いたので、それならばと、提供させてもらいました。ちょっと上背がない分、頑張って手頃な価格で提供させてもらったつもりです」と矢沼ステーブル代表の矢沼浩二さんが頷く。
募集本馬ビクター17は、ブライアンズタイム産駒である母の初仔。ボリューム感に満ちた体つきは、初仔であることを感じさせない。太く逞しい首差しに容量の大きな肩周り、そして非常にブ厚い胸前が特徴的。そこに背中の筋肉と、丸みを帯びたトモの迫力が加わると、ブライアンズタイムのDNAが、まるで雄叫びをあげているかのようだ。
馬体を支える四肢は太くて安定感も抜群。ひとつひとつの関節が大きくて柔軟性に富み、踏み込みにも変な癖は見られない。そして、意外なほど手先が軽く、放牧地では首を上手に使ってスピード感のある動きを見せている。先々はマイル前後の距離で良さを発揮するタイプとなりそうだ。
「最近は、早期デビューの重要性が益々増しています。本馬も1歳秋には矢沼ステーブルへ移動させて鍛えるつもりです。まだ腰高で成長してきそうな体つきですし、母系からキングカメハメハ~ブライアンズタイムと一流種牡馬の血を重ねて、そこにハーツクライの血が入った馬なので、きっと楽しんでもらえると思います」と矢沼さん。肉厚で、いかにも鍛え甲斐のある“素材”を前に期待のほどを語ってくれた。
【1歳8月末時点測尺 体高153cm/胸囲175cm/管囲19.5cm】