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PICK UP 〜Leader-20〜



牝1歳  黒鹿毛  2007年4月7日生まれ
父タニノギムレット  母アイレスバリーヒル
募集価格1,000万円(100口募集) 1口10万円
栗東・昆貢厩舎入厩予定  生産/提供 村田牧場


近況(7月20日現在)

 7月上旬は村田牧場高江分場で放牧されている。母系は欧州を代表する名門出身。だが、母の産駒はどちらかというと馬体が大きくなり過ぎる傾向があり、それが大成を阻む要因ともなっていたのだが「あまり馬格が大きくなり過ぎないようにと、ブライアンズタイム系種牡馬のタニノギムレットを配合しましたが、こちらの狙い通りちょうどいい馬格になりました。なかなか楽しみな存在ですよ」とは村田牧場スタッフ。
筋肉質なタイプの方が走るという評価のタニノギムレットの産駒だが、本馬も胸前やトモなど要所には重厚で逞しい筋肉がついており、この辺りは実に頼もしい限り。しかも、筋肉質なタイプでありながら、柔らかな動きを随所に見せているあたり、距離の融通性という面でも期待できそうだ。
(月間TURF NOW 7月号より)


>>>血統表&POINT

POINT IN CHECK

 本馬の母は、10月のドンカスター競馬場で行われる英国2歳チャンピオン決定戦 GI レーシングポストトロフィー(芝8f)、そして11月に行われる仏国2歳チャンピオン決定戦GI クリテリウムドサンクルー(芝2000m)の両レースで2着したCastle Gandolfo、そして北米の芝10fのGI戦 マンハッタンHで2着したDevonwoodと2頭の種牡馬を半弟にもつアイレスバリーヒル。その他にもエルグランセニョールやトライマイベストといった錚々たる馬名が牝系に顔を覗かせているように、まず良血の繁殖牝馬といってよいだろう。
ただし、その産駒成績はというと、先日のメイクデビュー函館を1番人気に応えて完勝したアローベアタキオンをはじめこれまで中央では5頭の産駒が勝ち馬になってはいるが、生産者の村田氏の『それなりの結果は出してくれているが、正直まだまだ物足りない』との評価通り、その牝系のスケールからすればもっと大きいところが狙える産駒が誕生しても不思議はない筈だ。

 本馬はその母にタニノギムレットを配して誕生した期待の1頭。
タニノギムレットと言えばまずウォッカの名前が頭に浮かぶが、それ以外にも今年のスプリングSの勝ち馬でダービーでも2着したスマイルジャック、青葉賞の勝ち馬ヒラボクロイヤル、新潟2歳Sの覇者ゴールドアグリ、ダリア賞勝ちで東京スポーツ杯2歳S2着馬のスズジュピターなどの活躍馬を輩出。その現役時代のレース振りから『ブライアンズタイムの後継一番手』と目されていたが、種牡馬としてまずはそれに相応しい好スタートをきっている。

 先日デビュー戦を制したアローベアタキオンをはじめ勝ち上がった5頭中3頭までが2歳の7月に勝ち鞍を記録し、他1頭も2歳7月のデビュー戦で3着しその後2戦で勝ち上がりと、比較的早い時期から結果を出すアイレスバリーヒルの産駒達。その早熟性に今回、父から伝えられるであろうブライアンズタイム系特有の『成長力』をプラスして是非とも『この馬で母の優秀性を証明したい(村田氏談)』というコメントを現実のものにしたいところだ。



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